Dev:JA/Ref/Release Notes/2.77/UI
< Dev:JA | Ref/Release Notes | 2.77
目次
Blender 2.77: ユーザーインターフェイス
ビューポート
小さな改善
- カメラが現在のシーンでアクティブカメラでない場合、そのカメラの Limit()と Mist()が、もっと暗く描画されるように。シーン内に複数のカメラがある場合、現在アクティブなカメラを判別するのに便利です。(rB4b316e78)
- テンキー[4]・[6]によるビュー切替が「ターンテーブル」タイプの回転をしなくなりました。(他のテンキーによる回転同様)ビューの軸を使用します(縦軸を使用、T47263 と rBfe0ca82b232d 参照)。
OpenGL レンダリング
- フルサンプルアンチエイリアシングに対応。結果が高品質(かつ低速)になります。(7b96f02)
ファイルブラウザー
シンプルファイルドロッパー
Blender のファイルブラウザーを開いている時はいつでも、ローカルのファイルエクスプローラーから Blender のファイルブラウザーにファイルをドラッグアンドドロップできるようになりました。この時、ファイルブラウザーのディレクトリはファイルをドロップした位置になり、そのファイルが選択中になります。
注意:
- Zip ファイル内からのドラッグには未対応で、反応せずスルーします。
- ドラッグではドロップしたファイルのタイプはチェックしません。
ショートカットのアップデート
ディレクトリ移動もよくある Alt↑、Alt←、Alt→で、それぞれ親階層、前、次のディレクトリへの移動が可能になりました。新しく [R] ショートカットも追加され、現在のディレクトリがリロードされます。(rBa7dbc0704f21)
その他
- プログレスバーが推定時間を表示するよう、デザインが変わりました。開いている間更新されます。(rBc6bc2363e)
- 物理演算のキャッシュのベイクと、ダイナミックペイントの連番画像のベイクでプログレスバーが表示されるように。(rB45b6893e、rB91096aefc)
- 注意:スレッドセーフティの理由により、これらのうちの一つがベイク中の時はインターフェイスがロックされ、ベイク進行中にシーンが編集されたり、不意にオブジェクトが削除されたりするのを防ぎます。よってベイクは[Esc]キーでのみキャンセルできます。
- 400ドット以上の長さの編集ボタンに対応。0d5f845
- 等幅フォントユーザー設定(パッチを元にしていますが、マルチフォント対応が動作しなくなるため、最終的にバイパスすることにしました)。6783c67
コマンドライン
- コマンドライン引数に無効な数値を入れた時のエラー表示。(a25df21)
- Python エラー時に終了するためのコマンドライン引数(
--python-exit-code
)。(82a1adf)
CLI から存在しないファイルを開いた時
Blender がコマンドラインで存在しないファイルを指定して起動できるようになりました。この場合(ファイル名が未指定の場合のように)デフォルトシーンを開き、ファイルパスを指定されたファイルに設定します。このファイルには Fileメニュー→Save(ファイルメニュー→保存)で書き込みできます。
Blender をバックグラウンドモードで開いた場合、その挙動は変更されていないため、エラーメッセージを表示し、非0のエラーコードで終了します。 (rB6894fe3b7a200)