Dev:JA/Ref/Release Notes/2.81/UI
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元記事:Reference/Release Notes/2.81/UI - Blender Developer Wiki
目次
Blender 2.81: ユーザーインターフェイス
Outliner(アウトライナー)
アウトライナーに多数のユーザビリティの改良が行われました。
- デフォルトで3Dビューポートとアウトライナーの間で選択が双方向で同期するように。
- [↑][↓]キーによる巡回ナビゲーション。
- [←][→]キーによる展開と折り畳み。+[Shift]キーで再帰的に行います。
- ドラッグによるボックス選択。
- [Shift]+クリックによる範囲選択。[Ctrl]+クリックによる選択範囲拡大。[Ctrl]+[Shift]+クリックによる、解除なしの範囲選択。
- 展開の矢印のクリックアンドドラッグで複数の展開と折り畳み。
- アイコン列に表示されるサブ要素が選択可能に。
- スポイトによるオブジェクト選択がアウトライナーでも動作するように。
- 非表示オブジェクトを表示するフィルターオプション。
- [F2]キーによるアウトライナーのアクティブ要素のリネーム。
- 複数のオブジェクトのドラッグアンドドロップによるペアレント。
- コンストレイント、頂点グループ、シーケンサー用アイコン。
File Browser (ファイルブラウザー)
ファイルブラウザーのデザインが一新されました。
- もっと標準的なレイアウトの、フローティングウィンドウを開くように。
- ビューとフィルターオプション用のポップオーバー。
- ファイル操作のオプションはサイドバーに表示されます。ファイルブラウザーが実行する操作によって、デフォルトでサイドバーが開閉します。
- サイドバーのパネル内のインポーター・エクスポーターオプション。
- インタラクティブなコラムヘッダー付き縦リスト。
- アイコンの新規追加と更新。
- ファイル削除時はシステムのゴミ箱に移動するように。
- ダイアログの設定のいくつかはプリファレンスに保存され、再度開いた時も設定が復元されます。
- Preference(プリファレンス)のオプションで、ファイルブラウザーをプルスクリーンレイアウトで利用可能になります。
マウスとキーボードによる操作も一貫性が向上し、パワフルになりました。詳細は section(英文)をご覧ください。
Batch Rename(名前を一括変更)
従来の[F2]キーによるアクティブアイテムのリネームができる場合で、選択中の全アイテムの一括リネームを[Ctrl]+[F2]キーでできるように。
- Find & Replace(検索と置換)、正規表現対応
- Set Name(名前を設定)、接頭辞と接尾辞対応
- Strip Characters(文字の除去)
- Change Capitalization(大・小文字を変更)
Preferences(プリファレンス)
- OSキーを中マウスボタンのエミュレートに使用するオプション。(d596a6368)
- ファイルブラウザーをフルスクリーンレイアウトで表示するオプション(Interface(インターフェイス) » Temporary Windows(一時ウィンドウ) » File Browser(ファイルブラウザー))。f5bbaf55ac3d)
- レンダリング結果用のオプションの場所をシーンからプリファレンスに移動(Interface(インターフェイス) » Temporary Windows(一時ウィンドウ) » Render In(レンダー画像表示方法))。(cac756a92aae)
- ビュー回転の感度用オプション。(e82b7f15270e)
- Auto Handle Smoothing(自動ハンドルスムージング)モード用オプション。(aabd8701e985)
- Annotation Simplify(アノテーション簡略化)オプションが削除されました。(317033a1be2a)
- "Enabled Add-ons Only"(有効化アドオンのみ)" オプション。078d02f55743
- 自動保存:
- 初期設定読み込み時、オプションを無効化。
- 変更があった時に、Save Preferences(プリファレンスを保存)ボタンに "*" 接尾辞を追加するように。
- テーマ:
- File Browser Custom Folder Color(ファイルブラウザーカスタムフォルダーカラー)
Keymap(キーマップ)
デフォルトキーマップ
3Dビューポート:
- Ctrl.: 原点編集モード切り替え
- Sculpt Mode(スカルプトモード):
- A: マスク編集パイメニュー
- ⇧ ShiftA: アクティブインデックスからマスク拡大
- ⇧ ShiftAltA: アクティブインデックスからマスク拡大(曲率モード)
- CtrlR: ボクセルリメッシュ
- CtrlAltR: Quadriflow リメッシュ
ファイルブラウザー:
- N: オペレーターオプションサイドバー表示切り替え
- F2: リネーム
Grease Pencil(グリースペンシル):
- ⇧ ShiftI: 空フレーム追加
- ⇧ ShiftX、⇧ ShiftDel: アクティブフレームをすべて削除
- CtrlAltE: 補間
- ⇧ ShiftCtrlE: シーケンスを補間
- AltH: 再表示
- H: 選択物を隠す
- ⇧ ShiftH: 非選択の物を隠す
Text Editor(テキストエディター):
- Ctrl/: コメントの切り替え
- CtrlG: 選択中のテキストの検索
Video Sequencer(動画シーケンサー):
- テンキー2、テンキー4、テンキー8: それぞれズーム 1:2、1:4、1:8
- Ctrlテンキー2、Ctrlテンキー4、Ctrlテンキー8: それぞれズーム 2:1、4:1、8:1
- [、]: 再生位置の左または右を選択
Industry Compatible(業界互換)キーマップ
このキーマップでは、キーマップへのショートカット追加によるカスタマイズ時、Element mode キーが壊れてしまう問題を修正しました。
その他
- Info(情報)と Python Console(コンソール)でのコンテクストメニュー。(41f8f08e5188)
- 座標系がマッチしている場合のみ、ロック中のトランスフォームギズモの軸を隠すように。(1857aa32bd3b)
- Vector(ベクトル)ソケットのデフォルトの描画方法を変更。カラムレイアウトを使用し展開して描画されるように。(26911ba1)
- Dopesheet(ドープシート)と TimeLine(タイムライン)でキーとマーカーをドラッグする時、ビデオシーケンスエディターや NLA エディター同様、選択中の全要素が適切に移動するようになりました。従来はノードエディターでのみ動作していました。Graph Editor(グラフエディター)はまだこの機能がありませんが、次のリリースで追加される予定です。