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2018年6月29日 (金) 06:14時点における版

Blender 2.75a リリースノート

Blender Foundation とオンラインの開発者コミュニティは、Blender 2.75a を公開できることを誇りに思います!

2.75a リリースをダウンロード

Splash 275.jpg
  • Blender が完全な Multi-View(マルチビュー)と Stereo 3D(ステレオ3D)パイプラインに対応。
  • Cycles に待望の AMD GPU の初期対応と、新しい Light Portal(ライトポータル)機能。
  • UI は File Browser(ファイルブラウザ)でのフォントのプレビューが可能に。
  • ビューポート用被写界深度に高品質オプションが追加。
  • モデリングは Corrective Smooth(修正スムーズ)モディファイアーが新規追加。
  • Decimate(ポリゴン数削減)モディファイアーが大幅に改善。
  • 3Dビューでのペイント用に新しい Symmetry(対称)オプションが付き、Dynamic Topology(ダイナミックトポロジー)の分布が改良。
  • Video Sequence Editor(シーケンスエディター):連番画像の欠けているフレームをリプレース可能な、Placeholders(場所の確保)機能。
  • ゲームエンジンのスムーズな LOD 移行や Mist(ミスト)のアニメーションが可能に。
  • さらに、大量のバグ修正と小規模の機能改善が行われています。

2.75a アップデートリリース:修正リスト(英文)をチェックしてみてください。



Multi-View(マルチビュー)と Stereo 3D(ステレオ3D)

Blender 275 multiview.png
  • 立体視エフェクトのリアルタイム表示
  • 立体視カメラ、収束、ボリュームのビューでのフィードバック
  • カメラのステレオ設定(Pivot(ピボット)、Convergence(収束))
  • 複数のビューのレンダー
  • Compositor(コンポジター)と Sequencer(シーケンサー)
  • Cycles 対応


Cycles レンダリング

Rn cycles portals.jpg
  • AMD GPU でのレンダリングの初期対応
  • 環境光サンプリングを向上する、ライトポータルが新しく追加
  • パフォーマンスとメモリの最適化
  • Animated Seed(シードのアニメーション)がビルドイン機能に


ユーザーインターフェイス

Fontpreviewbrowse.png
  • ビュー用被写界深度(DoF)に、High Quality(高品質)表示オプションが追加
  • ファイルブラウザ:
    • フォントプレビュー表示機能
    • サムネイルのサイズを変更可能に
  • UI からのすべての選択アイテムの編集機能の初期対応
  • マテリアルスロットの順序を入れ替え可能に
  • オブジェクト選択ボタンにスポイトアイコンが付きました
  • 複数のパネルを横断してドラッグすることで一度に開閉可能に


モデリング

Rl select linked wire delimit.png
  • Corrective Smooth(修正スムーズ)モディファイアー。変形された領域をスムーズにします
  • Decimate(ポリゴン数削減)モディファイアーが改良
  • Metaball(メタボール)計算のパフォーマンスが大幅に向上
  • ツール:
    • Rip(切り裂き)ツール用の新しい分割オプション
    • Edge Slide(辺スライド)の範囲制限のないスライド
    • Subdivide Smooth(細分化(スムーズ))がもっと均等な出力をするように
  • 選択:
    • Checker de-select(チェッカー選択解除)に Skip Step(スキップ)オプションが追加
    • Select Linked(リンク選択)オプションと対応が追加



スカルプト/ペイント

Rn paint symmetry.png
  • 3Dビューでのテクスチャペインティングでの対称ペイントに対応
  • Dynamic Topology(ダイナミックトポロジー)の分布が大幅に改良
  • 新しい Dynamic Topology(ダイナミックトポロジー)の Detail(細部)モード
  • Crease ブラシの改善


アニメーション

2.75-depsgraph-designoverview03.png
  • 新しい Dependency Graph(依存グラフ)を手に入れました!(デフォルトでは無効)― これは将来、多数の素晴らしい機能を開発するために必要な土台です。
  • アクション管理:計画していたワークフロー拡張を具体化する、新機能とアップデート
  • Action Editor(アクションエディター):アクションのリンク解除と用の新機能と、望まない/不意のデータロスを回避するための新機能
  • NLA: ストリップの Influence(影響)と Time(時間)カーブの適切な更新
  • リギング:
    • 新しいアーマチュア対称化ツール
    • “Fill Bones(ボーンをフィル)” ツール
  • 大量の Grease Pencil(グリースペンシル)改良



ゲームエンジン

Shadow box.png
  • LOD 間の移行をスムーズにする、Hysteresis(ヒステリシス)パラメーター
  • Material(マテリアル)と、World(ワールド)の Mist(ミスト)アトリビュートがアニメーションに対応
  • Sun Lamp(サンランプ)の影の範囲のデバッグ描画
  • Collision Mask(コリジョンマスク)と Group(グループ)の改良
  • グループインスタンス用 の Rigid Body Joint(剛体間接)コンストレイント
  • Python API のサブクラス化の改良と新しいオプション、メソッド


Sequencer(シーケンサー)

Rl vse placeholders.png
  • 連番画像の欠けたフレームを自動的にリプレースする、新しい "Use Placeholders(場所の確保)" オプション
  • Proxy(プロキシ):
    • 複数のプロキシの、単一カスタムディレクトリへの格納に対応
    • プロキシをストリップ毎またはプロジェクト毎に格納するオプション


アドオン

Rl ui previews.png
  • 新しい "UI Previews" API は、UI 内でのカスタムアイコン用の画像ファイルのリクエストと表示を行います
  • "Add Mesh Extra Objects" が更新
  • Collada exporter がカスタム法線をエクスポート可能に
  • Node Wrangler:
    • ‘Align Nodes’ 機能の書き直し
    • ノード間隔が均等かつ一貫した物になりました
  • Python 実行形式が公式 Blender リリースに同梱、マルチスレッドのスクリプトアクセスの対応が改善されました

その他の機能

  • 画像のメタデータ対応と表示
  • シーンの "Simplify(簡略化)" がビュー用とレンダー用に分割されました

機能ビデオ(英文)

上述の機能のいくつかを、Blender コミュニティが作成したデモ動画でご覧いただけます。また、Blender リリース毎の開発での重要なマイルストーンのショーケースとなるシリーズ、Developer Sneak Peak シリーズもあります。


バグ修正(英文)

Blender リリース毎に、Blender の開発者たちの尽力により、大量のバグが修正されています。


設計の変更

  • Baking-API が bake()関数と pixel_array テーブル内で、object_id を使用するように。