「Dev:JA/Ref/Release Notes/2.80」の版間の差分

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* 現在翻訳済の Blender 2.80のリリースノートです。残りも後日追加予定ですが、原文が更新される可能性がかなりあります。
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Blender 2.80のユーザーインターフェイスが一新、多数の機能の発見と使用が簡単になりました。
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Animation )
 
  
== [[/Layers|'''ビューレイヤーとコレクション''']] ==
 
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Layers )
 
  
== [[/Tools|'''ツール''']] ==
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== [[/Tools|ツールとギズモ]] ==
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Tools )
 
  
== [[/UI|'''ユーザーインターフェイス''']] ==
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3DビューポートとUVエディターに新しいツールバーに加え、新しいインタラクティブツールとギズモが追加されました。
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/UI )
 
  
== [[/Cycles|'''Cycles''']] ==
 
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Cycles )
 
  
== [[/Grease_Pencil|'''グリースペンシル''']] ==
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2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Grease_Pencil )
 
  
== [[/EEVEE|'''Eevee''']] ==
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Eevee は新しい物理ベースのリアルタイムレンダラーです。最終フレームのレンダラーと、アセット作成用の Blender のリアルタイムビューポートを駆動するエンジンの両方の側面を持ちます。
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/EEVEE )
 
  
== [[/Viewport|'''ビューポート''']] ==
 
2019/07/11更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Viewport )
 
  
== [[/Python_API|'''Python API''']] ==
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== [[/Viewport|ビューポート]] ==
2019/1/16更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Python_API )
 
  
== [[/Depsgraph|'''依存グラフ''']] ==
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3Dビューポートが完全に書き直され、最近のグラフィックカードに最適化、パワフルな新機能が追加されました。
2018/12/24更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Depsgraph )
 
  
== [[/More_Features|'''その他の機能''']] ==
 
2018/12/21更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/More_Features )
 
  
== [[/Import_Export|'''インポート・エクスポート''']] ==
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== [[/Grease_Pencil|Grease Pencil(グリースペンシル)]] ==
2018/12/18更新(原文: https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80/Import_Export )
 
  
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ネイティブな2Dグリースペンシルオブジェクトタイプやモディファイアー、シェーダーエフェクトによる、パワフルな2Dアニメーションシステムが追加されました。
  
  
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新しいボリュームとヘアーシェーダー、ベベルとアンビエントオクルージョンシェーダー、さらに多数の改良と最適化が追加。
  
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上記リリースノートは原文のライセンスを継承し、すべて[http://creativecommons.org/licenses/by-sa/4.0/ クリエイティブ・コモンズ 表示 - 継承 4.0 国際 ライセンス]の下に提供されています。
 
  
原文:[https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.80 Reference/Release Notes/2.80 - Blender Developer Wiki]([https://blender.org/ Blender Foundation]) 翻訳:[https://blender.jp/ yamyam]
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Blender 2.80では API の互換性が失われています。アドオンとスクリプトを2.80で実行するには新機能の処理と、API の一貫性と信頼性を向上させるための変更への適合の、両面においてアップデートが必要です。
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2019年8月1日 (木) 05:59時点における最新版

Blender 2.80 リリースノート

ユーザーインターフェイス

Blender 2.80のユーザーインターフェイスが一新、多数の機能の発見と使用が簡単になりました。


ツールとギズモ

3DビューポートとUVエディターに新しいツールバーに加え、新しいインタラクティブツールとギズモが追加されました。


Eevee

Eevee は新しい物理ベースのリアルタイムレンダラーです。最終フレームのレンダラーと、アセット作成用の Blender のリアルタイムビューポートを駆動するエンジンの両方の側面を持ちます。


ビューポート

3Dビューポートが完全に書き直され、最近のグラフィックカードに最適化、パワフルな新機能が追加されました。


Grease Pencil(グリースペンシル)

ネイティブな2Dグリースペンシルオブジェクトタイプやモディファイアー、シェーダーエフェクトによる、パワフルな2Dアニメーションシステムが追加されました。


Cycles

新しいボリュームとヘアーシェーダー、ベベルとアンビエントオクルージョンシェーダー、さらに多数の改良と最適化が追加。


Collection(コレクション)

制限の多かったレイヤーシステムが、コレクションに置き換えられ、オブジェクトの管理とリンクを行う、さらにパワフルなツールとなりました。


モデリング

複数のメッシュを一緒に編集モードで編集可能になり、さらにカスタム法線の編集やベベル、OpenSubdiv の改良が行われています。


アニメーションとリギング

多数の新コンストレイント、モディファイアー、Bendy Bone(ベンディボーン)機能がリギング用に追加されました。また、新しいキーフレーム表示やNLAエディターの改良、ドライバー編集も容易になりました。


インポートとエクスポート

Khronos glTF 2.0 importer と exporter が Blender にバンドルされました。COLLADA と Alembic 対応、動画のインポートとエクスポートも改善されました。


依存グラフ

コアモディファイアーとアニメーション評価システムが書き直され、パフォーマンスが向上、新機能への道を開きます。


その他の機能

Unit(単位)システムや Cloth(クロス)物理演算、Background images(下絵)、Video Sequencer(動画シーケンサー)のキャッシュシステムが改善されました。


削除された機能

もうアクティブな開発者がいない、または新しい設計に合わない多数の機能が削除されました。


Python API

Blender 2.80では API の互換性が失われています。アドオンとスクリプトを2.80で実行するには新機能の処理と、API の一貫性と信頼性を向上させるための変更への適合の、両面においてアップデートが必要です。

アドオン

2.79の大半のアドオンは2.80でも利用可能です。新しいアドオンが少し追加、そして少し削除されました。