Dev:JA/Ref/Release Notes/2.82/UI

提供: wiki
< Dev:JA‎ | Ref/Release Notes‎ | 2.82
2020年2月13日 (木) 12:26時点におけるYamyam (トーク | 投稿記録)による版 (ページの作成:「元記事:[https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.82/UI Reference/Release Notes/2.82/UI - Blender Developer Wiki] = Blender 2.82: ユーザーイ…」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
移動先: 案内検索

元記事:Reference/Release Notes/2.82/UI - Blender Developer Wiki

Blender 2.82: ユーザーインターフェイス

フォールバックツール

  • Blender に「フォールバックツール」のコンセプトが導入されました。これにはツールやギズモの動作方法と密接な関係があります。
    現在、ツールをアクティブにした後も、ギズモ外でクリックやドラッグして簡単に Box(ボックス)、Lasso(投げ縄)、Circle(サークル)選択できます。新しいポップオーバーを使用し、ビューポートでドラッグした際の挙動を選択します。
Fallback tools ポップオーバー

ツールギズモの大幅増加

  • さらに多数のツールにギズモが付き、簡単にツールとの相互作用にギズモが利用できるようになりました。ただし、ギズモ外でクリックやドラッグすると選択のアクションが実行されます。
Bevel ツールのギズモ

Bevel(ベベル)、Inset(差し込み)、Randomize(ランダム化)、Extrude Individual(押し出し(個別))、Shrink/Fatten(収縮/膨張)、Rip(リップ)などのモデリングツールにギズモが付きました。

UV ギズモ

  • UVエディターに、3Dビューポートのようなトランスフォームツール用のギズモが付きました。特に Industry Compatible キーマップのユーザーには重要な機能です。
UV エディター内の UV ギズモ

面の方向の色のカスタマイズ

  • テーマでのカスタムの Face Orientation(面の方向)の色の設定に対応しました。
FaceOrientation.jpg

(9c1134015c3)


ブラシ設定のオーバーホール

Blender のブラシ設定がグループ化され、単にモード全体に影響するグローバルオプションアイテムに対し、どのプロパティがアクティブ ブラシに関連するかが判るようになりました。

もっと簡単にブラシコントロールが操作できるよう、レイアウトと順番に多数の変更が行われました。

従来とオーバーホール後
Brushprops before.jpg
Brushprops after.jpg


(fb74dcc5d69)


Graph エディターの選択とトランスフォームのオーバーホール

Graph(グラフ)エディターでのキーフレームとハンドルの選択とトランスフォームの動作方法が、Dopesheet(ドープシート)、Node(ノード)エディター、Sequencer(シーケンサー)、NLA の動作と合うようオーバーホールされました。

現在、複数のキーフレームを選択中、その中の一つをドラッグすると、選択中のすべてのキーやハンドルが移動します。

(230c6adf672)


Industry Compatible キーマップ

同梱されている Industry Compatible キーマップが更新、以下の修正や変更はその一部です。

  • 全ツールショートカットがツールの循環に対応
  • コンテクストメニュー用に、PCキーボードのメニューキーに対応
  • [1]-[4]キーによるUVエディターでの選択モード切り替えに対応
  • UVエディターで選択の同期が有効時、[1]-[3]キーに対応
  • UVエディターでの Tweak(長押し)ツールの動作がうまくいかないのを修正
  • UVエディターの Box(ボックス)選択ツールのいくつかの問題を修正。
  • ペイントモードのコンテクストメニューを修正
  • Scale Cage と Insert Keyframe のコンフリクトを修正
  • [Alt]キー押下中のスクロールホイールによるズームに対応
  • スカルプトモードのマスク用に一貫したショートカットを使用
  • 最近追加された Drag オプションに対応
  • Grease Pencil Edit Mode に厳密に対応
  • Polybuild ツールがこのキーマップで動作しなかったのを修正
  • Remesh のショートカットを追加([Ctrl]+[R]&[Ctrl]+[Alt]+[R])


Preferences(プリファレンス)

  • Interface(インターフェイス)タブの Developer Extras(開発者用オプション)有効時、新しく Experimental(実験的)タブが表示されるように。ここにはフィードバックと設計の反復が必要な、未完成の機能が含まれています。(a7fcd78d2d6)
Preferences Virtual Reality Examples.png


その他

  • [Alt]+クリックと Copy To Selected(選択にコピー)が、ボーンに添付されている Property Group(プロパティグループ)内にある、Python プロパティ(Rigify metarig パラメーターなど)に対応しました。(b3f388dca9)
  • テキストエディターの見た目の様々な調整。(8c6ce742391)
  • ツールチップを全モディファイアーに追加。(b50853611e8)
  • 'Toggle Marker' を 'Show Markers(マーカーを表示)' にリネーム。(8b260fec0c7)
  • アイコンを更新、トップバー、ステータスバー、CD/DVDドライブ、ホーム、ドキュメント、Temp、メモリ、オプションなど用に新しく注文されたアイコンがあります。(cf95d7f10eb)
  • ファイルブラウザーのボリュームとシステムリストに新しく特別なアイコンを使用するように。(7c2217cd126)
  • ツールバー内のツールの循環のショートカットがツールチップ内に表示されるように。(7f36db35cee)
  • UIのリストのスクロールバーが、Blender の他のスクロールバーに合わせ、幅が小さくなりました。(J85cf56ecbc6)
  • Absolute(絶対)シェイプキーに、プロパティ分割レイアウトを使用。(e653f8fbb12)