「Dev:JA/Ref/Release Notes/2.90/IO」の版間の差分

提供: wiki
移動先: 案内検索
(ページの作成:「元記事:[https://wiki.blender.org/wiki/Reference/Release_Notes/2.90/IO Reference/Release Notes/2.90/IO - Blender Developer Wiki] = Blender 2.90: インポート…」)
 
 
63行目: 63行目:
 
*** メッシュの部品同士をくっつけるオプションを追加。({{GitCommit|rBAc7eda7cb49f7}})
 
*** メッシュの部品同士をくっつけるオプションを追加。({{GitCommit|rBAc7eda7cb49f7}})
 
*** コードのクリーンアップ&リファクタリング&パフォーマンス向上。({{GitCommit|rBAbb4dc6f1daab}}、{{GitCommit|rBA9fd05ef46664}})
 
*** コードのクリーンアップ&リファクタリング&パフォーマンス向上。({{GitCommit|rBAbb4dc6f1daab}}、{{GitCommit|rBA9fd05ef46664}})
 
 
** 修正
 
** 修正
 
*** occlusion テクスチャ。({{GitCommit|rBAa29e15e11ed2}})
 
*** occlusion テクスチャ。({{GitCommit|rBAa29e15e11ed2}})
77行目: 76行目:
 
*** use_inherit_rotation と inherit_scale に対応。({{GitCommit|rBA63dd8498ac10}})
 
*** use_inherit_rotation と inherit_scale に対応。({{GitCommit|rBA63dd8498ac10}})
 
*** カーブ、サーフェス、テキストオブジェクトのメッシュとしてのエクスポート。({{GitCommit|rBA47ea656bdd61}})
 
*** カーブ、サーフェス、テキストオブジェクトのメッシュとしてのエクスポート。({{GitCommit|rBA47ea656bdd61}})
 
 
** 修正
 
** 修正
 
*** メッシュが同じボーンにスキニング・ペアレントされている時に無限に再帰するのを回避。({{GitCommit|rBA72227fc13ba3}})
 
*** メッシュが同じボーンにスキニング・ペアレントされている時に無限に再帰するのを回避。({{GitCommit|rBA72227fc13ba3}})

2021年1月27日 (水) 01:48時点における最新版

元記事:Reference/Release Notes/2.90/IO - Blender Developer Wiki

Blender 2.90: インポートとエクスポート

Alembic

  • 負のスケールの行列を正しく補間できるように。これは 30FPS で保存された Alembic ファイルを24FPS の Blender ファイルに、たとえ反転したオブジェクトがあっても読み込むことができるようになったということです((a5e176a8ed8a と、D8048にデモ動画があります)。
  • オブジェクトデータがそのオブジェクトデータ名でエクスポートされるように (0d744cf673e)。従来の Alembic exporter はメッシュオブジェクトを {object.name}/{object.name}Shape にエクスポートしていました。現在は {object.name}/{mesh.name} にエクスポートします。他のオブジェクトデータタイプも同様に変更されています。
  • パーティクルシステムの名前中のスペースやピリオド、コロンがアンダースコアに置き換えられるように (f106369ce85)。他のスペースやピリオド、コロンのあるタイプはすでにアンダースコアで置き換えられており、現在、パーティクルシステムも同じ命名規則でエクスポートされるようになりました。
  • Blender ではトランスフォーム継承なしのペアレントの概念がないため、常にトランスフォームを "inheriting" としてエクスポートするように(2dff08c8ce9)。従来では、実際に親を持つオブジェクトのみ「inheriting(継承)」とマークし、親のないオブジェクトは「non-inheriting(非継承)」 としてマークしていました。しかし、特定のパッケージ(USD の Alembic プラグインなど)の非継承のトランスフォームと互換性がなく、このようなトランスフォームが完全に無視され、そのオブジェクトがすべてワールド原点に置かれてしまうためです。
  • Alembic を USD と同じアプローチでエクスポートするように。これにより、Alembic と USD ファイルの一貫性が向上し、特定のバグの解決(または回避)が簡単になります(2917df21adc)。
    以下の変更点があります。
    • 複製されたオブジェクトに、一意の数値接尾辞が付くように(上記も参照)。
    • 行列の計算が変わります。これにより T71395 が修正されますが、他の部分は従来と同じ結果を生成するでしょう(ただし、もっとシンプルかつ予測可能なコードで)。
  • Alembic の廃止予定の HDF5 圧縮フォーマットが、Blender で公式に未対応になりました。ただし、ビルドオプションとしては残っています(全 Blender リリースでは無効化)。HDF5 の対応は完全に削除されました。(0c38436227260102b9d47edf)

USD

  • ヘアーパーティクルシステムが、そのパーティクルシステム名を使用してエクスポートされるように。従来はパーティクル設定名でエクスポートされていました。これにより、USD 内で最終的に使用される名前のコントロールが容易に、Alambic Exporter の出力と一貫性が保たれるようになりました。(fc0842593f0)

インスタンス

USD と Alembic export が入れ子のインスタンスを正しくエクスポートできるようになりました。さらに、複製された(インスタンス化した)オブジェクトの識別に使用していた数字が逆になっていました(98bee41c8a3f78c)。

下記のような階層を生成します。

     Triangle
       |--TriangleMesh
       |--Empty-1
       |    +--Pole-1-0
       |        |--Pole
       |        +--Block-1-1
       |            +--Block
       |--Empty
       |    +--Pole-0
       |        |--Pole
       |        +--Block-1
       |            +--Block
       |--Empty-2
       |    +--Pole-2-0
       |        |--Pole
       |        +--Block-2-1
       |            +--Block
       +--Empty-0
           +--Pole-0-0
               |--Pole
               +--Block-0-1
                   +--Block

Pole-2-0Block-2-1Empty-2 によってインスタンス化されたことが明確になりました。Blender 2.90以前ではそれぞれ、Pole-0-2Block-1-2 いう名前でした。

glTF 2.0