Dev:JA/Ref/Release Notes/2.92/Grease Pencil
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元記事:Reference/Release Notes/2.92/Grease Pencil - Blender Developer Wiki
Blender 2.92: グリースペンシル
ユーザーインターフェイス
- Interpolate(補間)ツールが Edit Mode(編集モード)だけでなく、Draw Mode(ドローモード)でも表示されるように。ドローモードでこれらのツールを使用する時は、
Selected Strokes Only(選択ストロークのみ)
は無効化されます。(7bf0682aa98a)
- 新規レイヤーではデフォルトで
Onion Skins(オニオンスキン)
が有効になるように。(ba740ad2abc6)
- Dots(ドット)とストロークのテクスチャを回転する新しいマテリアルパラメーター(e6f61a4a379b)。下記のテクスチャモディファイアーの項もチェックしてみてください。
- Clean Up(クリーンアップ)メニューに、Recalculate Geometry(形状を再計算)オペレーターを追加。従来はこのオペレーターはオペレーター検索からのみ利用可能で、古い、または壊れたファイルの修復に使用されていました。(756708627613)
- Clean Up(クリーンアップ)メニューを再編成。(216880bb4733)
- メッシュアニメーションのベイクと画像のトレースのターゲットオブジェクトのパラメーターを変更。(e9b955b99cd3)
- (Vertex Paint)頂点ペイントモード に新しく Paint(ペイント)メニューを追加。これらのオペレーターは従来のバージョンにもありましたが、ミスによりこのメニューが削除されていました。また、全オペレーターがマルチフレーム編集に対応しました。(986955a2d53a)
Ctrl
キー使用時、デフォルトの消しゴムにピンアイコンを追加しました。(8e1b63d4bd5b)
オペレーター
- 利用可能な全フレームへのベイクではなく、選択中のフレームのみアニメーションをベイクするオプションを Bake Animation(アニメーションをベイク)に追加。選択フレームのみベイクするには、ドープシートにてベイクするキーフレームを選択してください。(657e34435174)
- 連番画像をトレースしグリースペンシルストロークに変換する新しいオプション。単一の画像と、連番画像や動画の連続する画像をトレースできるように。連続する画像のトレースの場合、新しいバッチジョブを開始し、トレース中にプログレスバーが表示されます。(a5d237ac85c7)
- Join(統合)オペレーターがポイント間の距離を使用するよう改善。従来は端の間の距離ではなく、ストロークの順番を使用して行っていました。現在のアルゴリズムは常に、最も近い端の間の距離を計算し、統合を試みるようになりました。(21f201e25e70)
- 補間の方法を改良。新しい方法では、違うサイズのストローク間の補間時の結果が改善されます。従来、長いストロークはカットしていましたが、新しいアルゴリズムではストロークは特徴のある形状に正確に合うよう、正しく「延長」されます。(151e847b8709)
- 頂点ペイントモード用の頂点カラーデータをリセットする新しいオペレーター。このオペレーター実行後、全頂点ペイントデータが削除され、ストロークはデフォルトのマテリアル状態にリセットされます。(9081b80d15b3)
- レイヤーのマージ(Merge Down)が、ターゲットフレームが欠けている時に旧キーフレーム描画を考慮するように。詳細はタスク T83705を参照してください。(57f900e4efda)
ツール
- Cutter(カッター)ツール使用後に、カットしたストロークの端をフラットにする新オプション。ストロークの角度が非常に鋭い場合、今もストロークの一部が見える可能性があります。(2985a745bb01)
- ドロー中にストロークを自動マージする新オプション。(e9607f45d85d)
モディファイアーとエフェクト
- ストロークが輪になっている時、Subdivision(細分化)モディファイアーは形状を追加するように。この新しい形状はポイント数のみ参照し、元のエクストリームポイントを維持するため、ストロークのエクストリームは全くスムージングしません。(e296d58cf220)
- テクスチャを回転するパラメーターを、Dot(ドット)と Texture Mapping(テクスチャ)モディファイアーの Stroke(ストローク)に追加。この効果は、新しいマテリアルテクスチャ回転パラメーターの使用でも得られるかもしれません。(c80594f57f1e)
- エフェクトが
[Ctrl] + L
による Link(リンク)オペレーターでリンク可能に。(c8a3d1a1fa65)
- エフェクトをコピーする追加のメニュー。(6327771bc968)
- Array(配列)モディファイアーが均一なランダムスケールに対応。(5535b0b8878a)
カーブ編集モード
- Google Summer of Code プロジェクトのEditing grease pencil strokes using curves(カーブによるグリースペンシルストローク編集)により、編集モードに(マルチフレーム編集同様の)新しいサブモードが追加されました。これはベジエカーブを使用したストローク変形を可能にするものです。(0be88c7d15d2)
- ベジエモードを有効にするには、トップバーのベジエボタンを使用するか、
[U]
キーを押します。
- 注:編集モードのオペレーターは下記が未対応です。これらは近日追加予定です。
- Duplicate(複製)
- Copy & Paste(コピー&ペースト)
- Snap Selected to Cursor & Cursor to selected(スナップの「選択物→カーソル」と「カーソル→選択物」)
- Flip(反転)
- Simplify(簡略化)
- Trim(トリム)
- Separate(分離)
- Split(分割)