Doc:JA/2.6/Manual/Lighting/Lamps/Area

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Area Lamp

(エリアランプ/面光源)

Area(エリア) ランプは、ものの表面(あるいは面状のもの)から発せられる光をシミュレートします。たとえばテレビ画面、スーパーマーケットのネオン照明、窓、曇り空はエリアランプのほんの一例です。エリアランプは、指定した大きさのグリッドに沿って光源をサンプリングすることで、エリアランプは境界線の柔らかな影を作ります。これは、ポイントランプのような人工的な鋭い境界線を作るものとは対照的です。

共通オプション

Lamp options

(照明のオプション機能)

Distance(距離)Energy(エネルギー)Color(色)

ほとんどのタイプの照明に共通の設定で、照明のプロパティ で説明されています。
なお エリア 光源の Distance 設定は、他の照明に比べてはるかに感度が高く重要です。通常は Distance の範囲内にあるオブジェクトは露出しすぎた状態になります。よい結果を生むために Distance を照らしたいオブジェクトとの距離よりわずかに少ない値にしてください。
Gamma(ガンマ)
照明の明度をガンマ補正する量です。値を高くするほどコントラストが増え、減衰が短くなります。
エリア 光源には光の減衰の設定がなく、「二次関数の逆関数」方式で減衰します。減衰を調整する唯一の方法は、DistanceGamma のいずれか、または両方の設定を使うことです。
This Layer Only(このレイヤーのみ)Negative(負)Specular(スペキュラー) および Diffuse(ディフューズ)
光源の作用対象を決める設定です。照明の作用対象 で説明されています。

Shadows

(影)

エリア光源のレイトレースによる影については レイトレースによる影 で説明されています。

エリア 光源を選ぶと、Shadow パネルは次のデフォルト配置になります:

Adaptive QMC の設定
Constant Jittered の設定
Area 光源選択時の Shadow パネル



Area Shape

(エリアランプの形状)

エリア光源の形状は Square(正方形)Rectangle(長方形) にできます。

Square オプション
Rectangle オプション
Square(正方形)/Rectangular(長方形)
正方形または長方形の領域から光を放射します
Size/Size X/Size Y
SquareRectangle の寸法です
形状のヒント
エリア 光源に適切な形を選ぶことで、シーンの本物らしさを増すことができます。たとえば屋内のシーンに窓から差し込む光をシミュレートしたいとします。正しい比率の XY を持つ 長方形 のエリア光源を、窓の中に(垂直方向に)(またはネオンからの光は水平方向に)置くとよいでしょう。テレビ画面から放たれる光をシミュレートするには、たいていの場合、垂直方向に正方形のエリア光源を置くとうまくいくでしょう。