Doc:JA/2.6/Manual/Modifiers/Deform/Mesh Deform

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メッシュ変形モディファイア

Mode: All modes

Panel: Modifiers

概要

Mesh Deformモディファイアは任意のクローズドメッシュに使用でき (ラティスモディファイアとちがって直方体形状に限らず、任意の閉じた図形) 、別のメッシュ周りの変形ケージとして動作します。

オプション

Mesh Deform modifier

メッシュ変形 モディファイアは簡単に使えて合理的ですが、変形メッシュケージを変形オブジェクトに正確にマッピングするときなどは、必要な計算を行うのが非常に遅くなることがあります。

Object
変形メッシュのケージとして使用するメッシュオブジェクトの名前。
Vertex Group
変形メッシュケージの影響を受ける、オプショナルな頂点グループ。
Invert
以前の設定で定義された頂点のグループによって設定された影響を反転します (すなわち、このグループの重みの値を元に戻します).
Bind
Bind ボタンは メッシュ変形 モディファイアに、変形メッシュケージを変形オブジェクトへと実際にリンクさせるよう指示するものです。こうすることにより、変形メッシュケージの形状を変えると、変形オブジェクトの形状を実際に変化させるようになります。
メッシュ変形 モディファイアの依存する設定と、変形メッシュケージおよび/​​または変形オブジェクトの複雑さに注意してください。この操作を完了させるまでに長い時間がかかることがあります。 これにより、その処理が完了するまでは、Blenderがユーザーのアクションに応答しなくなることにもつながります。Blenderがメモリを使い切ってしまったり、クラッシュするおそれもあります。
Unbind
変形オブジェクトが変形メッシュケージに関連付けられているとき、 Unbind ボタンを選択することで、 Bind と取り替えて、後から関連付けを解除することができます。
Unbind をクリックすると、 deform mesh cage はその時点の形状を維持し、その元々の開始の形状に自分自身を戻してリセットすることはありません。 元の形状が必要な場合は、それを変更する前にコピーを保存しておく必要があります。 しかし変形オブジェクトは、変形メッシュケージにbindされる前の元の形状にリセットされます。
Precision
精密 数値スライダのフィールドでは、ケージ上の点を移動させるときに、変形メッシュケージが変形オブジェクトを変更する精度を制御します。
Precision フィールドの値の範囲は、デフォルトでは5で、 2 から 10の範囲で指定できます。 この値を高く引き上げると、バインディングのための計算を メッシュ変形 モディファイアが完了するまでにかかる時間は大幅に増えますが、変形オブジェクトのケージマッピングはより正確になります。 この計算時間の上昇により、必要なものを算出するまでBlenderが応答を停止することもあります。 同様に、Blenderが反応しないからといって Precision 値を高く上げ、そのうえ非常に複雑な変形メッシュのケージおよび/​または変形オブジェクトに Bind させようとすると、大量のメモリを消費して、極端な場合Blenderをクラッシュさせます。 安全を期すために、先に進む前にあなたのblendファイルを保存しておきましょう!
ケージをバインドした後にはこの設定は使用できなくなります。
Dynamic
Dynamic ボタンが指し示すのは、 メッシュ変形 モディファイアが考慮すべき、変形オブジェクトに関わる変形および変更のうち、変形メッシュケージの直接的な結果以外のものです。
With Dynamic ボタンを有効にすると、他のメッシュの機能が変わり (他のモディファイアおよびシェイプキーと同様) 、変形メッシュケージを変形オブジェクトにバインドする際に考慮されるようになり、変形の質を高めます。 バインド時のメモリや処理時間を節約するために、デフォルトでは無効になっています…
Precisionと同様に、ケージがバインドされた後にはこの設定は使用できません。


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