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− | * | + | * Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアー:<br />プロシージャルテクスチャを使用し、ボリュームを変形します。ディテールやパターンをボリュームに追加するのに使用できます。({{GitCommit|1f50beb9f28edd}}). |
− | * | + | * Mesh to Volume(メッシュのボリューム化)モディファイアー:<br />メッシュをボリュームの生成に使用し、メッシュ内部またはメッシュ境界を埋めます。Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアーと組み合わせ、例えばメッシュをベースの形状とした雲の作成に使用できます。({{GitCommit|5845c06a63a6}}) |
− | * Volume | + | * Volume to Mesh(ボリュームのメッシュ化)モディファイアー:<br />ボリュームオブジェクトからメッシュを生成します。例えばメッシュをボリュームに変換し、(Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアーの)変形を適用後、メッシュに再変換することで、メッシュにボリューム状の変形を行うことができます。({{GitCommit|f7832b1583cd}}). |
− | [[File:Volume to mesh and displace modifiers.jpg| | + | 現在、ボリュームとメッシュ間の変換には、シーン内に複数のオブジェクトが必要です。「変換元オブジェクト」を「モディファイアーを使用するオブジェクト」にペアレントしておく(「変換元オブジェクト」を子にする)ことをお勧めします。これにより「モディファイアーを使用するオブジェクト」のトランスフォーム時、ボリュームまたはメッシュの生成が確実に追従するようになります。 |
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+ | |valign=top|[[File:Volume to mesh and displace modifiers.jpg|400px|thumb|center|Volume displacement(ボリューム変形)と wave(波)テクスチャ]] | ||
+ | |valign=top|[[File:Volume to Mesh modifier.png|381px|thumb|center|Volume to mesh(ボリュームのメッシュ化)モディファイアー]] | ||
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== ビューポート == | == ビューポート == | ||
− | * | + | * ボリュームオブジェクトがビューポートでの選択に対応。選択時はアウトラインが表示されます。({{GitCommit|e12767a0352a9e}}) |
− | * | + | * レンダーの Simplify(簡略化)設定に、ビューポート用の Volume Resolution(ボリューム解像度)設定が追加されました。ビューポートでの全ボリュームオブジェクトの解像度と、.vdb ファイルの読み込み、Mesh to Volume モディファイアーによる動的生成も減ります。({{GitCommit|365bf103d1f66}}、{{GitCommit|63a9f24b55d0b5}}) |
2020年11月26日 (木) 01:49時点における最新版
元記事:Reference/Release Notes/2.91/Volumes - Blender Developer Wiki
Blender 2.91: ボリュームオブジェクト
モディファイアー
Volume(ボリューム)オブジェクトにモディファイアーの初期対応が行われ、手続き型モデリングへの新たな可能性が開かれました。
- Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアー:
プロシージャルテクスチャを使用し、ボリュームを変形します。ディテールやパターンをボリュームに追加するのに使用できます。(1f50beb9f28edd).
- Mesh to Volume(メッシュのボリューム化)モディファイアー:
メッシュをボリュームの生成に使用し、メッシュ内部またはメッシュ境界を埋めます。Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアーと組み合わせ、例えばメッシュをベースの形状とした雲の作成に使用できます。(5845c06a63a6)
- Volume to Mesh(ボリュームのメッシュ化)モディファイアー:
ボリュームオブジェクトからメッシュを生成します。例えばメッシュをボリュームに変換し、(Volume Displace(ボリューム変形)モディファイアーの)変形を適用後、メッシュに再変換することで、メッシュにボリューム状の変形を行うことができます。(f7832b1583cd).
現在、ボリュームとメッシュ間の変換には、シーン内に複数のオブジェクトが必要です。「変換元オブジェクト」を「モディファイアーを使用するオブジェクト」にペアレントしておく(「変換元オブジェクト」を子にする)ことをお勧めします。これにより「モディファイアーを使用するオブジェクト」のトランスフォーム時、ボリュームまたはメッシュの生成が確実に追従するようになります。
ビューポート
- ボリュームオブジェクトがビューポートでの選択に対応。選択時はアウトラインが表示されます。(e12767a0352a9e)
- レンダーの Simplify(簡略化)設定に、ビューポート用の Volume Resolution(ボリューム解像度)設定が追加されました。ビューポートでの全ボリュームオブジェクトの解像度と、.vdb ファイルの読み込み、Mesh to Volume モディファイアーによる動的生成も減ります。(365bf103d1f66、63a9f24b55d0b5)