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+ | * 新しい OBJ importer が、どの面の一部でもない頂点をインポートしていませんでした。{{BugReport|100017}} | ||
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+ | * 新しい OBJ importer が、一部のケースでの面のインポートに失敗していました。{{BugReport|99532}} | ||
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+ | * 新しい OBJ importer が、行折り返し後のスペースの追跡に失敗していました。{{BugReport|99536}} | ||
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+ | * Sculpt Mode(スカルプトモード)が、非表示のアクティブオブジェクトのチェックに失敗していました。{{BugReport|94633}} | ||
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+ | * 非ペイントツールで、sculpt_update_object が、ペイントの更新を呼び出していました。{{BugReport|99196}} | ||
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2022年8月3日 (水) 23:38時点における最新版
元記事:Reference/Release Notes/3.2/Corrective Releases - Blender Developer Wiki
Blender 3.2.2
2022年8月3日にリリースした Blender 3.2.2 では、以下ようなバグ修正が中心です。
- Align Active Camera to Selected(アクティブカメラを選択に合わせる)が平行投影時に失敗していました。T99653
- Annotation(アノテーション)のラインがクリック開始で始まっていませんでした。T99368
- Empty(エンプティ)を Custom Shape(カスタムシェイプ)として使用した Bone(ボーン)が選択できませんでした。T99270
- 存在しないモディファイアーを適用するとクラッシュ。T99678
- レンダリング完了後にクラッシュ。T100049
- マルチユーザー(複数のオブジェクトなどで共有された)画像にトランスフォームを適用するとクラッシュしていました。T100040
- blend ファイルのサムネイル読み込み時に永久ループに入っていました。T99711
- Factory Settings(工場設定)を画像のペイントモードに読み込むとクラッシュするのを修正。rB2b83f3d52163
- サムネイル抽出時に整数値がオーバーフローしていたのを修正。T99705
- 終了時、隠れて Python SystemExit 例外が起こっていたのを修正rB5f7c677ac968
- ウィンドウを閉じるイベントの処理時の、use-after-free エラーを修正。rB3d6f6715595e
- 修正:BLI_rct*_isect_segment 関数内での無効な座標の使用を修正。rBc07e9e0828d1
- 修正:DRW_shgroup_add_material_resources(grp, mat) を grp の null チェックの後に移動。T99646
- Grease Pencil(グリースペンシル)の ストローク反転がマルチフレーム編集に対応していませんでした。T99702
- グリースペンシルのマルチフレームの減衰のスケールが回転時におかしくなっていました。T99342
- グリースペンシルのストロークが Set Origin(原点を設定)後に編集できませんでした。T99979
- Light group(ライトグループ)パスが Shadow Catcher(シャドウキャッチャー)使用時に動作していませんでした。T98367
- Principled Hair(プリンシプルヘアー)の IOR 入力の挙動を他の IOR スライダーと合わせました。T99785
- 新しい OBJ importer が、どの面の一部でもない頂点をインポートしていませんでした。T100017
- 新しい OBJ importer が、一部のケースでの面のインポートに失敗していました。T99532
- 新しい OBJ importer が、行折り返し後のスペースの追跡に失敗していました。T99536
- 壊れた zSTD 読み込みによる NULL ポインタの解放がありました。T99744
- Python: 評価の制限のために、名前空間のアクセスを制限。rBae4593179745
- Sculpt Mode(スカルプトモード)が、非表示のアクティブオブジェクトのチェックに失敗していました。T94633
- 非ペイントツールで、sculpt_update_object が、ペイントの更新を呼び出していました。T99196
- カスタムシェイプの表示を無効にしている時、ボーンの選択ができませんでした。T99364
Blender 3.2.1
2022年7月6日にリリースした Blender 3.2.1 では、以下ようなバグ修正が中心です。
- スカルプトの Smear(スミア)ブラシで Anchored(アンカー)モードが動作しませんでした。T98745
- カメラを通して見た時、アセットが上下逆にドロップされていました。T96776
- スカルプトブラシが未選択の場合のコンソールの警告を回避。T98904
- 不必要なメッシュコピーを回避。T98796
- アクティブな Color Attribute(カラー属性)へのベイク時、間違ったレイヤーが使用されていました。T98960
- Boolean(ブーリアン)モディファイアーが異常なマテリアルインデックスを生成していました。T99191
- 頂点ペイントモードのオペレーターがおかしくなっていました。T98975
- カラー属性のフィル用 API が編集モードに未対応でした。T98673
- グリースペンシルの Draw(ドロー)モード中でのメニュー検索([F3])使用しようとするとコンソールに警告が表示されていました。T99178
- VSE(ビデオシーケンサー)内で view_all オペレーター実行後にクラッシュしていました。T99110
- Color Management(色管理)のオーバーライドで File Output(ファイル出力)ノードを削除するとクラッシュしていました。T99028
- アウトライナーから ID プロパティにコレクションをドラッグ&ドロップするとクラッシュ。T98715
- Volume to Mesh(ボリュームのメッシュ化)でボクセル数を0にするとクラッシュしていました。T94969
- Conservative Depth なしの OpenGL4.2で起動時にクラッシュ。T98708
- 一部のビルトイン属性の削除でクラッシュしていました。T98956
- ファイルブラウザーから VSE にファイルをドラッグした時にクラッシュしていました。T99266
- グリースペンシルオブジェクトに何か不可視設定がされていた時に移動するとクラッシュ…。T98853
- NLA メタストリップを再帰的に入れ子にするとクラッシュ。T98700
- Edit Mode(編集モード)かつ、その形状がインスタンス化されていた場合、GPU Subdivision(GPU サブディビジョン)設定でクラッシュしていました。T98813
- クラッシュ:Curve to Mesh(カーブからメッシュへ)ノードが、そのカーブに頂点が一つしかない場合にクラッシュしていました。T98917
- クラッシュ:編集モードで孤立した形状がある場合、GPU サブディビジョンでクラッシュ。T98866
- クラッシュ:グリースペンシルの Time Offset(タイムオフセット)モディファイアー使用時のクラッシュを修正。rB54cfeacf4b7b
- Curve Pen(カーブペン)ツールで NURBS の押し出しが二重になっていました。T98624
- Strength(強さ)が0の時、Smear(スミア)のコード内でゼロ除算が発生していました。T98698
- Dynamic Paint(ダイナミックペイント)が法線を更新していませんでした。T98727
- エディターパネルがおかしくなっていました。T98925
- EEVEE の Bloom(ブルーム)パス出力がブルームではなく、最終画像を出力していました。T98972
- EEVEE が Cryptomatte シェーダーでコンパイルエラー。T98663
- EEVEE AOV 出力ノードをリンクしていない時にレンダリングしませんでした。T98919
- EEVEE: サンプル名のバッファでバッファオーバーフロー。T98825
- EEVEE: マテリアル内で Light Output(ライト出力)ノードを使用するとクラッシュ。T99104
- EEVEE: ボリュームのカスタムプロパティが消えていました。T98697
- EEVEE: Environment Texture(環境テクスチャ)のドットが粗くなっていました。T99128
- EEVEE: Specular BSDF(スペキュラー BSDF)ノードが、スペキュラーカラー入力を二回適用していました。T99018
- EEVEE: スペキュラー BSDF ノードがオクルージョンを適用していませんでした。T99019
- EEVEE: World(ワールド)ボリュームシェーダーのテクスチャ座標が間違っていました。T99138
- UV Editor(UV エディター)内の面のドットカラーに、テーマの別のカラーを使用していました。T98699
- Face Is Planar(平面判定)ノードが特定の条件を処理していませんでした。T98718
- VR でアーマチュアが表示されていなかったのを修正。rBa7c923c6d556
- GPU サブディビジョンと Weight Paint(ウェイトペイント)の面の選択時のアーティファクトを修正。rB85db51cd21ca
- GPU サブディビジョンでのカラー属性の補間を修正。rBc14544198109
- GPU サブディビジョンのキャッシュコード内のエッジケース(境界値周辺のケース)でのクラッシュを修正 T98884
- ウィンドウアクティブ化時の押下イベントで、未初期化メモリを使用していたのを修正。rB45763272c55a
- サムネイルを有効にしてストリップソースを変更した時にフリーズしていました。T99091
- Geometry Node(ジオメトリノード)が Subdivision Surface(サブディビジョンサーフェス)モディファイアーの無効化設定を無視していました。T99058
- glTF exporter: メッシュをボーンにペアレントしている時、連動するシェイプキーもエクスポートするように。T98912
- glTF exporter: Y Up が OFF の時のカメラとライトのエクスポートを修正。T99306
- glTF exporter: 確実に仮想ツリー(vtree)を変更しないように。rBA9b0f1dbde817
- スムーズシェーディング時のウェイトペイントでの GPU サブディビジョンのアーティファクトを修正。T99016
- GPU サブディビジョンが全要素の法線を表示していました。T98735
- GPU サブディビジョン:"Show Wire"(ワイヤを表示)オーバーレイの異常。T98913
- グリースペンシル:グリースペンシルマテリアルのグラデーションカラーが、他のオブジェクトの表示設定によって変化していました。T98882
- グリースペンシル:スカルプトブラシがブラシ削除後におかしくなっていました。T98904
- グリースペンシル:単一ポイントでのスカルプト Grab(グラブ)と Push(プッシュ)が動作していませんでした。T99248
- グリースペンシル:Set Color Attribute(カラー属性を設定)が、未ペイント部分を色付けしていませんでした。T98756
- OBJ importer が法線が存在していない場合に、面の法線のインデックスを無視していました。T98782
- Install_deps: TBB(Intel Threading Building Blocks)による問題をいくつか修正。rB6b15369e243c
- サブディビジョンサーフェスモディファイアーのレベルが8以上の時の問題を修正。T98693
- バージョニングコードに Null チェックがありませんでした。T98847
- 新しい Obj importer に、頂点グループをインポートするオプションがありませんでした。T98874
- 新しい OBJ importer が一部のケースで間違った「シャープ」辺を生成していました。T97820
- OBJ: ファイル名をデフォルトオブジェクト名として使用するように。rB581604d17ab7
- アウトライナーの Blender ファイルモードでマテリアルをリンク解除するとクラッシュしていました。T98753
- PBVH_GRIDS 初回 GPU 構築時に面のスムージングフラグを無視していました。T98886
- PyAPI: event.type_prev、value_prev を公開。T99102
- Remesh(リメッシュ)モディファイアーがスカルプトのマスキング属性を解放(消去)していました。T99209
- 未使用の BRUSH_PAINT アイコンの定義を削除。T98565
- 新しい OBJ importer 使用後、シーンの統計情報が更新されていませんでした。T98293
- スカルプト:PBVH_GRIDS レイキャスティングの後ろ向きの法線を修正。rBe0dd51fc1476
- テキストフィールドでの高速なキー入力時、キーの押下を取りこぼしていました。T99027
- Clip Editor(クリップエディター)内のマスクポイントの選択ができませんでした。T98765
- ビデオシーケンサーのスクリーンがリサイズ時におかしくなっていました。T98620
- Smear ブラシ用のアンカーモードのテストが間違っていました。T99231