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Voxel Data
(ボクセルデータ)
Voxel データは、入力された Voxel をレンダリングします。Image Texture(画像テクスチャ)と非常に似ていますが、3Dです。入力に使えるデータ種類は多様で(たとえば煙の Voxel データや外部ファイル)補間方式もたくさんあります。
Voxel は平らな浮動小数点数の z/y/x グリッドに記憶されます。次の Blender ソースコードで定義されているサンプリング関数が、(0,1) の領域内の位置に基いてサンプリングを行っています:
- source/blender/blenlib/intern/voxel.c
voxel データのデフォルトの入力源である煙は、Blender内蔵の煙のシミュレーションのレンダリングに使われます。他の入力源として Binary Raw 形式や連続画像があります。これは 3D 表現用の連続画像の作成に使われるもので、CTスキャンなどの医療用ボリュームデータとして一般的な形式です。
Settings
(設定項目)
- File Format(ファイル形式)
- Blender Voxel(Blenderボクセル)
- デフォルトのバイナリ voxel ファイル形式です。
- 8 bit RAW
- 8ビットのグレイスケールのバイナリデータです。
- Image Sequence(連続画像)
- 連続する画像スライスから Voxel を生成します。
- Smoke(煙)
- Blender の煙シミュレーションから Voxel をレンダリングします。
- Source Path(パス)
- 入力に使う外部のデータファイルです。8ビットの Raw データと Blender Voxel 形式で使います。
- Domain Object(領域/ドメインオブジェクト)
- 煙シミュレーションで領域定義に使うオブジェクトを指定します。
- Source(入力)
- Smoke (煙)
- 煙の密度と色をテクスチャデータとして使います。
- Flame(炎)
- 炎の温度をテクスチャデータとして使います
- Heat(温度)
- 煙の温度をテクスチャデータとして使います。使われる値は -2.0 から 2.0 です。
- Velocity(速度)
- 煙の速度をテクスチャデータとして使います。
- Resolution(解像度)
- Voxel グリッドの解像度。8 ビットの Raw データ形式で使います。
- Interpolation(補間)
- Nearest Neighbor
- 補間しません。高速ですが、むらができ低品質です。
- Linear
- 滑らかさや速さに優れています
- Quadratic
- 中程度の品質と速さです
- Cubic Catmull-Rom
- 滑らかで高品質な補間ですが、低速です。
- Extension(延長)
- Extend(延長)
- 画像の端にあるピクセルを繰り返して延長します。
- Clip(切り抜き)
- 画像の大きさにクリップし、外側のピクセルを透明にします。
- Repeat
- 画像を縦横両方に繰り返します。
- Intensity(強度)
- intensity 値用の乗数