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2018年6月29日 (金) 05:57時点における最新版

Blender 2.68: 物理演算

パーティクル(Particles)

モディファイアースタックの使用

▼放射(Emission)パネルにモディファイアースタックを使用(Use Modifier Stack)オプションが追加されました。これはパーティクルをモディファイアーを適用したメッシュから発生させます。従来、パーティクルはオリジナルのメッシュに存在する面からしか発生しませんでした。

オリジナルメッシュ内の面からの発生は、メッシュ編集操作やビューやレンダリング用の細分割曲面(Subdivision Surface)レベルの変更中でも状態維持できるため、主にヘアーで役に立ちます。

エミッターパーティクルでは、すべてのモディファイアーを計算に入れるのにさらに便利になりますが、正しく動作させるには細分割曲面(Subdivision Surface)のレベルを常に同じにして使用しないといけないことに注意してください。(r57005)

法線-タンジェント(Normal-Tangent)回転

法線-タンジェント(Normal-Tangent)回転モードのサンプル

法線-タンジェント(Normal-Tangent) 回転モードが追加され、面の UV 座標を元にした法線周りの方向をコントロールできます。(発生オブジェクトの)変形中、パーティクルとオブジェクトインスタンスをメッシュ表面に「くっつけて」おくことができます。(r58232)

煙(Smoke)

フルサンプル(Full Sample)

新しくフルサンプル(Full Sample)オプションが、▼高解像度の煙(high resolution smoke)パネルに追加されました。(r56665)

高解像度とフルサンプルを有効にすると、エミッターがもっと細かなグリッドを計算に入れるようになります。従来は、高解像度を有効にしていても、通常の解像度のグリッドのブロックが見えていました。この機能で、多くの場合にもっと低い基本解像度をシミュレーションに使用できます。

サブフレーム(Subframes)

エミッターが高速に動くエミッター用に「サブフレーム(Subframes)」オプションを持つようになりました。これは非常に速く移動するエミッターでも煙や炎をスムーズに噴出できます。以前は毎フレームごとに1回、煙を噴出していたため、煙につながっていない部分ができていました。