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2018年6月29日 (金) 06:23時点における最新版
目次
Blender 2.79: その他の機能
ビデオエンコーディング
ビデオエンコーディング設定が Constant Rate Factor (CRF) 追加に伴い、 シンプルになりました。(a7e74791221e)
- コンテナとコーデックを分けて綺麗に。"format(フォーマット)" ラベルはあまりにもあいまい過ぎる(コンテナもコーデックも「フォーマット」と呼ばれる)ため、もう使用しないようになりました。その結果、コーデックがコンテナリストから外されました。
- Constant Rate Factor (CRF) を追加しました。これは望む品質と入力によってビットレートを変更することができます。一般的に正確なビットレートとファイルサイズが不明である代わりに、最高品質の動画をシングルパスで生成します。
- FFmpeg スピードプリセットを追加、"Very slow"(圧縮率は最高)から "Ultra fast"(ファイルサイズは最大)まであります。デフォルトでは "Medium(中速)" が使用されます。
- Bフレーム間の非Bフレームの最大数(max_b_frames)をオプションで追加。
- これらの変更に合わせプリセットを調整し、新しいプリセットを追加しました。新プリセットの一つはプレイヤーが簡単に動画をスクラブできるので、動画のレビューにお勧めです。このプリセットは前掲の max_b_frames 設定のコントロールにも必要です。
- より近代的なデフォルトに。DVD 向けのデフォルトである旧 MPEG2 ではなく、Blender は内部コンテナが Matroska(MKV)の H.264 がデフォルトになりました。現存の Startup ファイルでは今も MPEG2 に設定されているはずですが、もし新しい方をデフォルトとして利用したい場合はContainer(コンテナ)、Codec(コーデック)、Output Quality(出力の品質)オプション上で右クリックし、"Reset to Default Value(デフォルトに戻す)" を選択してください。
ユーザーインターフェイスの変更:
- 出力ファイルメニューの "MPEG" を、もっと正確な名前の "FFmpeg video" に変更。要はこのオプション選択時、非 MPEG ファイルを出力することもできる FFmpeg を使用するということです。
- インターフェイスのいくつかの部分が未使用時に無効になります。
- 動画のビットレートオプションは Constant Rate Facotr 使用時は利用できません。
- オーディオのビットレートとボリュームは音声をエクスポートしない時は利用できません。
サポート:
- MacOS 10.12ではビルドオプションが完全に削除されたため、(MacOS では)QuickTime フォーマットが無効になりました。(521b98157568)
連番画像
従来、Open Image(画像を開く)オペレーターで(Image Editor などから)二つ以上の画像ファイルを選択時、Blender はファイル名の数字を元に、自動的にアニメーションの連番画像を探そうとします。これは便利ですが、複数の単一画像が欲しい時は邪魔になります。この連番画像の自動探知機能を "Detect Sequences(連番画像を探知)" オプションをOFFにすることで無効にできるようになりました(デフォルトではON)。
3D ビューポート
Blender レンダーとGLSL ビューポートがシェーディング機能への対応が、他に合わせて増えました。
- Object Info(オブジェクト情報)ノード(GLSLビューポートとBlenderレンダー)。(78b5d66af)
- Layer Weight(レイヤーウェイト)ノード(Blender レンダー)。(12e1732f)
- Freshnel(フレネル)ノード(Blender レンダー)。(4f03d32)
- Cycles textured ビューにて、OpenSubdiv が複数のマテリアル描画に対応しました。
Freestyle レンダリング
- "Distance from Camera/Object(カメラからの距離/~オブジェクト)" モディファイアーの "Fill Range by Selection(選択から範囲設定)" ツールが細かく調整できるよう、選択中のメッシュ頂点を考慮するように。(4e1025376ea1)
- Freestyle ラインセット用 "Selection by Group(グループで選択)" オプションがグループの入れ子に対応しました。(781507d2dded)
パーティクル
同じオブジェクト上にパーティクルシステムをすばやく複製する新しいツールと、パーティクルシステムとともにパーティクルシステム設定も複製するオプション。(1d03bc73cea8、1925b9b2fac4)
剛体物理演算
回転スプリングとその固さ(Stiffness)、減衰(Damping)に対応。(c8c7414c3f67)
Collada
- 新しい bind_mat カスタムプロパティを使用した、カスタムバインド行列に対応。(51d474303)
- UV テクスチャとマテリアル:他のアプリケーションとの互換性の向上のため、両者をマテリアルとしてエクスポートするように。さらに複数のオブジェクトがエクスポートされた時にテクスチャを間違うのを防ぐため、二つのうちひとつだけをエクスポートします。