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2018年6月29日 (金) 06:13時点における最新版

その他の機能

さらに最適化、Blender内部レンダーの透過スペキュラ表示対応、トラッキングを大幅にスピードアップする、モーショントラッカー用の予測トラッキング、トラッキングスクリーンレイアウトの変更、マスクとトラックのコピーアンドペーストショートカットなど、様々な機能があります。

最適化

  • Mesh Deform(メッシュ変形)モディファイアー用に、SSE2 組み込み関数をマルチスレッディングと一緒に使用するように。(dfc4de0ba7e504)
  • コンポジターの Gaussian Blur(ガウシアンぼかし)ノードが OpenCL で実装されました。(247b869)
  • モディファイアースタックの最後が SubSurf(細分割曲面)だった場合の Vertex Parent(頂点ペアレント)の最適化。(c7222a2)
  • モディファイアーがない場合の、メッシュの Edit Mode(編集モード)での頂点ペアレントの最適化。(23b7f35)

3D View(3Dビュー)

  • GLSL: Blender Internal(Blender内部)レンダーのスペキュラ透過に対応。(8c712ea)

モーショントラッキング

Predictive Tracking(予測トラッキング)

予測トラッキングが実装されました。(606329d)

使用に何も特別なことは必要ありません。これはデフォルトで有効になっており、すべて秘密裏に行われています。動作は極めてシンプルです。トラックが以前トラッキングされた情報を使用し、そのトラックが次のフレームで現れる場所を予測しています。もし予測可能なら、トラックをその場所に移動し、その後もっと正確なアルゴリズムを使用してリファインします。特に、もし総当たりによる初期化(訳注:Prepass(プレパス)オプション)有効時に予測に成功すると、総当たりの初期化はスキップされます。これにより、トラッキングが大幅に速くなります。

新しいモーショントラッキングスクリーンレイアウト

Track layout.png

デフォルトのモーショントラッキングスクリーンのレイアウトが刷新され、実際のニーズと、カメラトラッキングと3Dとの統合のワークフローがもっと反映された物になりました。(aaa02bd) スクリーン内にエディター類をもっと取り込み、典型的なトラッキングワークフローに必要なツールへのアクセスが、すばやくできるようになりました。Clip Editor(クリップエディター)のメインウィンドウや、トラッキングの Dope Sheet(ドープシート)、マーカーカーブだけでなく、3Dビューでの3Dソリューションや、カメラとシーン設定の調整も必要になるのではないでしょうか。 一方、レイアウト内の各エディターが少し小さくなり、カメラトラッキングのワークフローがさらにすばやくかつ能率的になります。いずれにせよ、多分皆さんはフルスクリーンでトラッキングしたくなると思います。([Shift]+[Space]キー)


小さな機能

  • マスクとトラックのコピー・ペーストオペレーター用ショートカットを追加。(6dab4ce5533257)
  • Particle Edit Mode(パーティクル編集モード)での Select Random(ランダム選択)。(9c97624fc9660)