Dev:JA/Ref/Release Notes/3.20/Sculpt

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元記事:Reference/Release Notes/3.2/Sculpt - Blender Developer Wiki

スカルプト、ペイント、テクスチャ

Color Attributes(カラー属性)

  • 頂点カラーがリファクタリングされ、汎用のカラー属性になりました。(rBeae36be372a6b)
UI 内の Color Attributes(カラー属性)
  • カラー属性は8ビットと32ビット浮動小数点数カラーに対応しており、Vertex(頂点)と Face Corner(面コーナー)ドメインに格納可能です。新規作成のデフォルトにはファイルサイズと RAM 使用量を軽減し、色の品質が上がる Vertex(頂点)と Color(カラー)を使用しています。
新規カラー属性の作成

スカルプトモードでのペイント

  • カラー属性が Vertex Paint(頂点ペイント)モードと、新しいスカルプトペイントツール使用により Sculpt(スカルプト)モードの両方でペイント可能に。(rBeae36be372a6b)
    • スカルプトモード中のペイントツールには、マスキングオプション、面セット/マスク対応、高パフォーマンスなどの長所があります。将来のペインティングの改善やモードの基盤としての役目を果たすでしょう。
    • 頂点ペイントモードがカラー属性のペイントに対応するため移植されました。(rB575ade22d4de4).
  • Solid(ソリッド)ビューでのペインティングツールの使用時、ビューポートシェーディングカラーが “Attribute”(属性)に切り替わるように。(rB90042b7d79660)
    • これはスカルプトモードでのペイント時に表示切り替えを強制せずとも、カラー属性がちゃんと見えるようにするためです。
  • ペイントブラシ - カラー属性ペイント用デフォルトブラシ
    • [Shift]キー押下でペイントブラシを Blur(ぼかし)に切り替え
    • 色がにじむウェットペイントの効果を調整可能です。
    • 先端の丸み(Tip Roundness)と幅(Tip Scale X)をコントロールするスライダ。
    • Flow(フロー)と Density(密度)もストローク中に色が適用される量をコントロールします。
デモファイルのブラシプリセットのショーケース


  • Smear(スミア)- カラー属性を引きずるブラシ
    • 様々な変形モードがあります。


  • Color Filter(カラーフィルター)- 既存の色を変更するツール。下記のようなフィルター処理があります。
    • Fill(フィル)
    • Hue(色相)
    • Saturation(彩度)
    • Value(値)
    • Brightness(明るさ)
    • Contrast(コントラスト)
    • Smooth(スムーズ)
    • Red(赤)
    • Green(緑)
    • Blue(青)
Color filter(カラーフィルター)のモード


  • Mask By Color(色でマスク)- アクティブなカラー属性からマスクを作るツール。

Voxel Remesher(ボクセルリメッシャー)

  • Edit Voxel Size(ボクセルサイズを編集)オペレーターが単位を正しく表示するように。(b226236b017f5f8)
  • ボクセルリメッシャーのデフォルト設定が変更されました。(d1418dd151b1b44)
    • Color Attoribute(カラー属性)に対応しました。
    • カラー属性、Face Set(面セット)、Mask(マスク)が維持されるように。
    • リメッシュの速度が向上するよう、'Fix Poles(ポールを修正)' を、当面の間無効に。