Doc:JA/2.6/Manual/Sequencer
< Doc:JA | 2.6 | Manual
2014年9月3日 (水) 22:34時点におけるwiki>Blendmildによる版 (added some translation)
Page status (reviewing guidelines)
Copy
This page is a copy of the same page in 2.4 manual, need to be updated
|
Sequence Editing
(シークエンス/動画の編集)
モデリングやアニメーションの機能に加えて、Blender は完全に機能するビデオシーケンスエディタ(VSE)と、高度なノードベースのエディタ(これもビデオストリームを操作します)を備えています。ノード合成(Compositing Nodes) は画像とビデオストリームのどちらもうまく扱い、きめの細かな画像処理をストリームに施すことができます。
高い概念レベルで処理を行い、動画制作工程の後半で使われる VSE は Blender に古くからあるもので、映像の断片であるストリップのセットを一度に操作します。典型的な作業工程では、Blender の機能の多くが協力しあいます:
- モデリングによりオブジェクトを構築
- マテリアルの割り当てと照明の導入によりオブジェクトに色をつける
- アニメーションによりオブジェクトに動きをつける
- カメラを使って映像レイヤーをレンダリングする
- コンポジットノードを使って:
- 色調補正やシーン内の特殊効果の追加により画像を改良する
- 画像を重ね合わせて合成画像シーケンス(ストリップ)にする
- VSE を使い、映像ストリップをまとめて一本の映画にする
Blender 内蔵の VSE は複数の映像チャンネルを組み合わせたり、エフェクトを付け足したりできる、完全な動画編集システムです。この機能は初期の Blender からありました。VSE の演算処理は多くありませんが、強力な動画編集に使えます(Blender のアニメーションの力と組み合わせた場合は特に!)。さらにプラグインシステムを通じて拡張でき、無制限の数の画像操作を行えます。
VSE を使って複数の映像クリップを読み込んで隣り合わせに並べ(ときには重ね合わせて)、クリップ間の連結部にはフェードやトランジションを挿入できます。最後に音声トラックを追加して、動画シークエンスとタイミングを合わせることができます。VSE を使用すれば、完成した映像ができます。
FFMPEG のサポート
FFMPEG を使った AVI/QuickTime Movie のエクスポートは現時点で(2.44以降)Linux と Windows 版でのみサポートしています。FFMPEG のサポートがあれば、動画といっしょに音声トラックを保存できます。
|