Dev:JA/Ref/Release Notes/4.00/Add-ons
元記事:Reference/Release Notes/4.0/Add-ons - Blender Developer Wiki
目次
Add-ons
Hydra Storm
Storm は USD の一部であるリアルタイムレンダラーです。アドオンを有効化すると、Cycles や EEVEE、Workbench の代替として選択可能です。(5ec7ca8f126586a)
EEVEE と比べ、ほぼプレビュー用に設計されているため、機能は制限されています。二つの主な用途を提供します:
- Blender が USD ファイルを出力する制作パイプライン内で、シーンが他のアプリケーションにどんな感じでエクスポートされているかをプレビューできます。
usdview
のようなツールはデフォルトレンダラーとして Storm を使用し、他の3Dアプリも大抵は Storm を使用するオプションを提供しています。
- Blender 用のアドオンやスタジオパイプライン開発者が、USD と Hydra との統合を確認するリファレンスとして。
"Developer Extras"(開発者用オプション)を有効にすると、シーンを Hydra ではなく、USD を通じてエクスポートするオプションが表示されます。Hydra は高速でインタラクティブな更新を行いますが、現在 USD エクスポート結果とはあまり一致しません。USD オプションで、そのファイルが他のアプリケーションでどう読み込まれるかが正確にプレビューできます。再現性を向上する作業は現在進行中です。
Rigify
- レイヤー名とレイヤーの可視性を設定する旧インターフェイスと、レイヤーの可視性を設定するパネルのトグルボタンレイアウト、リグコンポーネントプロパティ内の追加レイヤーを指定するインターフェイスが新しいボーンコレクションを使用して一新しました。旧 metarig はボタンのクリックでアップグレードする必要があります。(5ec3aa7d9d5643a、マニュアル1(英文)、マニュアル2(英文))
- レイヤーの可視性ボタンのレイアウトが、わかりづらい数値の変更ではなく、ビジュアルエディターサブパネルで変更可能に。(5ec3aa7d9d5643a, マニュアル(英文))
- リグの再生成が、すでにターゲットリグ内に存在するボーンコレクションの可視性設定を維持するように。(729dc2b28433c8d)
- Feature Set リストに、マニュアルで触れている機能セットがゴーストエントリとして表示されるようになり、未インストール状態でも、簡単な説明と Web リンクが入っています。(08af2f5035f545c)
- 新しいカーブ B ボーンの頂点マッピングが、Upgrade Face Rig オペレーターにより、口角に適用されるようになりました。(ce6775b50d4e723)
以下は、実験的な Feature Setから、コアアドオンに昇格したリグ機能です。
- Leg リグに新たな IK と FK スナップオペレーターボタンが付きました。かかと(Heel)のロールのコントロールに使用し、メインの IK コントロールが、現在の方向から特定のローカル軸を中心に回転するのを回避できます(デフォルトでは、IK コントロールが同じ架空地面の平面と平行に保とうとします)。(8f16645901838fa、マニュアル(英文))
- Leg リグがオプションでベースではなくつま先を中心にロールするスライダーを生成するように。(8f16645901838fa, マニュアル(英文))
- Spline IK(スプライン IK)を元にした、ビルトインの新しいスプライン触手リグ。(621149bb574cf5f、マニュアル(英文))
glTF 2.0
インポーター
- EXT_mesh_gpu_instancing のインポートを実装。(01b30876b13edc5)
- EXT_texture_webp のインポートを実装。(332839d7ab0af63)
- インポート後にエクスポートした時のリグの往復が改善。(e7a7626052、(c95149d351、(9b77553c6e)
- カスタム属性タイプの変換の修正と一部を追加。(9d5c1cc74a923ed、9ccd934d19f7764)
- 新しい Principled BSDF ノードの処理。(7bc4614eff18a3f、53f0f57ddf49630
- 管理エクステンションリスト内に Volume エクステンションがなかったのを修正。(62cf7b53c173f8e)
エクスポーター
- Principled BSDF ノードの処理(非常に長いコミットリストなので、詳細は(ソースの)履歴を参照)(訳注:ほぼ原文ママ)。
- Sparse アクセサで小さいファイルになる場合は使用するように。(ceac43149269a00)
- (一つの頂点への)ボーンの影響(ウェイト)の数を選択するオプションを追加。(a75b59baa37902b)
- インポート後にエクスポートした時のリグの往復が改善。(e7a762605251f5d, c95149d351851c2, 9b77553c6e71782)
- EXT_mesh_gpu_instancing のエクスポートを実装。(01b30876b13edc5)
- マテリアル外での UV マップと、属性の UV マップとしての使用の処理。(bd7fea9ca3c5591)
- EXT_texture_webp のエクスポートを実装。(332839d7ab0af63)
- Embedded gltf オプションを削除。(097bf234f6ae903)
- gather_attribute_change ユーザーエクステンション内での正規化を可能に。(1925b338278d768)
- 非決定性のエクスポートを回避するため、タンジェントを丸めるように。(7f9569e6729134d)
- テクスチャ:チャンネル統合時にデフォルト値を使用。(dbcc17eb972b154)
- アニメーションデータのない単一のアーマチュアはすべてのアニメーションをエクスポートしないように。(15780ade327f81f)
- ノードグループの API 変更後の修正。(0cddda9150c0206、4df6f7c66d04afa)
- ユーザーが同じトラックを統合しようとするとクラッシュするのを修正。(5180d77b7a10d0c)
- 有効でないメッシュでのクラッシュを修正。(e3268f67c791252)
- Basis シェイプキーの探知が間違っているのを修正。(0cc87647957b019)
- テクスチャ画像のチェックを修正。(3f13ac814ff793d)
- 未サンプルの EXTRA チャンネルがクラッシュするのを修正。(a4dd07ee34aebea)
- トラックモードでアニメーションエクスポートするとクラッシュするのを修正。(a6cc6a16cb4eb80)
- トラックモードのエクスポート中のトラックのミュートの復帰を修正。(462064c396491fc)
- インスタンスコレクションの実際の子の可視性チェックを修正。(5a505e38eef47c4)
Export UV Layout(UV レイアウトをエクスポート)
UV タイルを UDIM または UVTILE ナンバリングスキームを使用してエキスポート可能に。(122534edfb8a0a9)
Collection Manager
QCD Move ウィジェットテーマオーバーライドのアウトラインテーマが新しいアルファプロパティに対応。(acb39e7ad5709c0)