Doc:JA/2.6/Manual/Constraints/Tracking/Track To
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Track To Constraint
概要
Track To 拘束は、そのオーナーに回転を適用し、指定された “To” の軸がそのターゲットの方向を指すようにします。 別の “Up” 軸は、可能な限りグローバルZ軸(デフォルトでは)に揃うように恒久的に維持されます。 この追跡は、3Dにおける "billboard tracking" に似ています(下記の注を参照)。
これは好適なトラッキング拘束で、拘束の仕組みを制御しやすいです。
この拘束は、ある意味で、 Inverse Kimematics constraint に密接に関係しています。 リグの設計において非常に重要であり、 2.49 BSoD tracking tutorialの、 これらの両方の拘束の使いかたを中心に、読んで理解しておいたほうがよいでしょう。
Billboard tracking | |
“billboard” という用語は、リアルタイムCGプログラミング (すなわちビデオゲーム!)では特定の意味を持っています。 常に平面オブジェクトがカメラのほうを向くときに使用されます (それらは確かに “trackers”であり、カメラがその “target”です)。 主な用途は、ツリーまたは霧のテクスチャのサポートです: もしにそれらが永続的にはカメラのほうに面を向けなくなってしまうと、木が平べったく潰れて何も無くなってしまったり、霧がミルフィーユの中身に変身するところを頻繁に見ることになるでしょう。 これは面白いですが、説得力は全く無くなってしまうでしょう。 |
オプション
- Targets
- この拘束は、一つのターゲットを使用し、それを持っていないときは機能しません (赤の状態) 。
- Bone
- Target がアーマチュアの場合、ボーンのための新しいフィールドが表示されます。
- Head/Tail
- ボーンをターゲットとして使用するとき、このボーンに沿ってどこに目標点を置くのか選ぶことができます。
- Vertex Group
- Target がメッシュである場合、新しいフィールドに、どこの頂点グループが選択できるかが表示されます。
- To
- 追跡するローカル軸 (デフォルトではY )、すなわちオーナーの軸のうちのターゲットのほうを指すもの。 負のオプションは、関連する軸がターゲットから逆の方向を指すように強制します。
- Up
- “ほとんどのとき上向きの” ローカル軸 (デフォルトではZ )、すなわちオーナーの軸のうち (できるだけ) グローバルZ軸(または Target ボタンが有効になっている場合は、ターゲットのZ軸)に揃えられるもの。
- Target Z
- デフォルトでは、オーナーのUp 軸は、トラッキング回転時には、グローバルZ軸に (できるだけ) 揃えられます。 このボタンが有効になっている場合、 Up 軸は、ターゲットのローカルZ軸に (できるだけ) 整列されます…
- Space
- この拘束は、変形プロパティの評価を、そのオーナーとターゲットのどちらの空間で行うのか選択できるようにします。
To と Upで同じ軸を選択してしまうと、拘束は機能しません (赤の状態)。