Dev:JA/Ref/Release Notes/3.40/Modeling
元記事:Reference/Release Notes/3.4/Modeling - Blender Developer Wiki
目次
モデリング
モディファイアー
- Subdivision Surface(サブディビジョンサーフェス)モディファイアーとノードにて、多数の分離した辺を細分化した時のパフォーマンスが改善しました。(12c235a1c515d4)
UV 編集
スカルプトツール
Blender 3.4での UV エディターの大きな変更は、新しいジオメトリベースのリラックスブラシの追加です。これは UV を3D形状に近づけることで、UV マッピングの品質を改善します。ブラシの一つであるため、ユーザーは自由にリラクゼーション処理を行うことができます。(74ea0bee9c0a)
新しいリラックスブラシモードに対応するため、UV Sculpt(スカルプト)と UV リラックスツールも改善されています。
- UV リラックスツールの境界の辺の処理を修正。(3c351da89f70)
- UV スカルプトツールがピン止め頂点を考慮するように。(3c351da89f70)
- UV スカルプトツールが Constrain to Image Bounds(画像の範囲に拘束)を考慮するように。(66822319d3ee)
- 孤立アイランドを防ぐため、UV スカルプトツールが頂点の順序を無視するように。(dcf50cf04668)
- UV Grab(グラブ)ツールが Live Unwrap(ライブ展開)に対応しました。(836c07f29c76)
UV のパッキング(梱包)
- パッキング時の高精度なマージンの指定方法を追加。(c2256bf7f714)
- Blender 2.8のマージン計算を使用するオプションを追加。(c2256bf7f714)
- 多数の UV パッキング処理が非多様体ジオメトリでも動作するように。(多くのコミット)
UV グリッドと選択
- 縦横が非均一なグリッドが可能に。(b7decab07ef8)
- UV グリッドにピクセルの間隔を設定するオプションを追加。(その他詳細: b7decab07ef8)
- UV グリッドを画像上に表示可能に。(c50335b359e0)
- "Snap To Pixels"(ピクセルにスナップ)から "Round To Pixels"(ピクセルに揃える) にリネーム。(b5115ed80f19)
新しいオペレーター
アイランドの回転に影響する新しいオペレーターが追加されました。
- 新しいオペレーター、Randomize(ランダム化)(訳注:UVメニュー→トランスフォーム内)。(de570dc87ed1)
- 新しいオペレーター、Align Rotation(回転を揃える)。(20daaeffce4c)
その他の改善と修正
- Rotation(回転)オペレーターが Constrain to Image Bounds(画像の範囲に拘束)に対応しました。(d527aa4dd53d)
- Spherical Project(球状投影)、Cylindrical Project(円筒状投影)、Cube Project(キューブ投影)、Smart UV Project(スマートUV投影)が UV の選択を考慮するように。(a5c696a0c2b9)
- 非表示面の UV アイランド計算を修正。(8f543a73abc4)
- 辺選択モード時の UV アイランド計算のバグを修正。(178868cf4259)
- Select Similar(類似選択)オペレーターに、Face(面)、Area(エリア)、Area 3D などが追加。(a5814607289a)
- UV Unwrap(UV展開)で三角面が悪化するのを修正。(94e211ced914)