「Dev:JA/Ref/Release Notes/2.80/Grease Pencil」の版間の差分

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= Blender 2.80: グリースペンシル =
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= Blender 2.80: Grease Pencil(グリースペンシル) =
  
== Grease Pencil オブジェクト ==
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== 2D アニメーション ==
  
2Dドローイングがシステム外に分かれてあるのではなく、シーンに存在するようになりました。これにより2Dアニメーションが Blender のネイティブな一部となり、現存のオブジェクトの選択、編集、管理、リンクツールと統合されました。
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グリースペンシルが2Dドローイングとアニメーション用の完全なシステムとなりました。
 
 
Grease pencil オブジェクトはレイヤーにまとめられたストローク群で構成され、ストロークは色、テクスチャ、形状を定義するマテリアルを持ちます。
 
  
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Grease Pencil(グリースペンシル)オブジェクトは、現存のオブジェクトの選択、編集、管理、リンクツールと統合された、Blender のネイティブな一部分です。ストロークはレイヤー内にまとめることができ、マテリアルやテクスチャを共有します。
 
ストローク用のドローモードの他にも、これらのオブジェクトはメッシュのように編集、スカルプト、ウェイトペインティングが可能です。
 
ストローク用のドローモードの他にも、これらのオブジェクトはメッシュのように編集、スカルプト、ウェイトペインティングが可能です。
  
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モディファイアーをデフォーム、生成、ストロークの色づけに使用できます。Array(配列)、Subdivision Surface(サブディビジョンサーフェス)、Armature(アーマチュア)デフォームのような、よく使用されるメッシュモディファイアーと同等の物がストローク用にもあります。
  
== モディファイアーとエフェクト ==
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ブラーやシャドウ、リムライトのようなレンダリングエフェクトも利用可能です。モディファイアーと違いこれらはストロークではなく、各オブジェクトのレンダリングされたピクセルに対して働きます。
  
モディファイアーをデフォーム、生成、カラーストロークに使用できます。Array(配列複製)、Subdivision Surface(細分割曲面)、Armature(アーマチュア)デフォームのような、よく使用されるメッシュモディファイアーと同等の物がストローク用にもあります。
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詳細は[https://docs.blender.org/manual/en/2.80/grease_pencil/introduction.html ユーザーマニュアル(英文)]をご覧ください。
  
ブラーやシャドウ、リムライトのようなレンダリングエフェクトも利用可能です。モディファイアーと違いこれらはストロークではなく、各オブジェクトのレンダリングされたピクセルに対して働きます。
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== Annotation ==
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== Annotation(アノテーション) ==
  
旧グリースペンシルは Annotation にリネームされ、作品を制作するのではなく、単にシーンへ注釈を追加するのに使用されるよう簡素化されました。ツールバー内の Annotation ツールが今の annotation(注釈)を作成するメインエントリーポイントとなっています。
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旧グリースペンシルは Annotation(アノテーション)にリネームされ、作品を制作するのではなく、単にシーンへ注釈を追加するのに使用されるよう簡素化されました。ツールバー内のアノテーションツールが今の注釈を作成する主な入り口となっています。

2019年7月11日 (木) 04:37時点における版

Blender 2.80: Grease Pencil(グリースペンシル)

2D アニメーション

グリースペンシルが2Dドローイングとアニメーション用の完全なシステムとなりました。

Grease Pencil(グリースペンシル)オブジェクトは、現存のオブジェクトの選択、編集、管理、リンクツールと統合された、Blender のネイティブな一部分です。ストロークはレイヤー内にまとめることができ、マテリアルやテクスチャを共有します。 ストローク用のドローモードの他にも、これらのオブジェクトはメッシュのように編集、スカルプト、ウェイトペインティングが可能です。

モディファイアーをデフォーム、生成、ストロークの色づけに使用できます。Array(配列)、Subdivision Surface(サブディビジョンサーフェス)、Armature(アーマチュア)デフォームのような、よく使用されるメッシュモディファイアーと同等の物がストローク用にもあります。

ブラーやシャドウ、リムライトのようなレンダリングエフェクトも利用可能です。モディファイアーと違いこれらはストロークではなく、各オブジェクトのレンダリングされたピクセルに対して働きます。

詳細はユーザーマニュアル(英文)をご覧ください。

Blender2.8 grease pencil hero.jpg

Annotation(アノテーション)

旧グリースペンシルは Annotation(アノテーション)にリネームされ、作品を制作するのではなく、単にシーンへ注釈を追加するのに使用されるよう簡素化されました。ツールバー内のアノテーションツールが今の注釈を作成する主な入り口となっています。