Dev:JA/Ref/Release Notes/2.91/More Features

元記事：Reference/Release Notes/2.91/More Features - Blender Developer Wiki

Blender 2.91: その他の機能

UV/Image Editor（UV/画像エディター）

• アルファブレンディングがリニアシーンリファレンス色空間で行われるように。

• 純粋な放射カラー（Pure Emissive Color: アルファが0.0の時の色）に対応。

• パフォーマンスの改善。特に Render Result やリピートする画像の表示で顕著です。

• UV のワイヤフレームのスムージングが Preferences（プリファレンス）の Viewport（ビューポート）→▼Quality（品質）→Smooth Wires でコントロール可能に。(b2fc0678542a)

Sequencer（シーケンサー）

動画のデコードとエンコードが高速になるよう、FFmpeg ライブラリがベクトル化（SSE/AVX/AVX2）対応を有効にしてコンパイルされました。Xeon E5-2699 V4 CPUによる、2560x1376の3405フレームの再エンコーディングテストでは、全体的な時間が313秒から210秒に減りました(サンプルファイル)。

モーショントラッキング

• Brown-Conrady 歪曲収差モデルを実装。他のソフトウェアとの互換性が向上しました。(3a7d62cd1f5)

シェーダー

• Principled（プリンシプル）BSDF ノードに放射カラーの乗数として、Emission（放射）の強さの入力を追加。(b248ec9)

Cycles

• Alembic ファイルのモーションブラーレンダリング。(b5dcf746369e)

• コマンドラインからの演算デバイスのオーバーライド。(cfa101c22871)

• NVIDIA RTX 30xx グラフィックカードで実行時にコンパイルしないように。

• AMD グラフィックカードでは最新版の Pro ドライバーのインストールが必須に。Cycles の OpenCL レンダリングの動作に必要な、重大な修正が含まれているためです。