「Dev:JA/Ref/Release Notes/3.10/Corrective Releases」の版間の差分

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* 非マニュフォルドオブジェクトの非0の粗さとバンプテクスチャでの Multiscatter GGX(複合散乱 GGX)のリグレッション。[{{BugReport|96417}}]
 
* 非マニュフォルドオブジェクトの非0の粗さとバンプテクスチャでの Multiscatter GGX(複合散乱 GGX)のリグレッション。[{{BugReport|96417}}]
 
* 新しい3.1以降の OBJ exporter がもう「オペレータープリセット」もモディファイアー適用をスキップする方法もない件。[{{BugReport|96303}}]
 
  
 
* プロパティエディター内でシェーダーをノードグループに変更するとクラッシュ。[{{BugReport|96386}}]
 
* プロパティエディター内でシェーダーをノードグループに変更するとクラッシュ。[{{BugReport|96386}}]
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* C3D インポート。[{{BugReport|14392}}]
 
* C3D インポート。[{{BugReport|14392}}]
 
* OBJ Exporter: スケール変更したオブジェクトの法線が間違っていました。[{{BugReport|96430}}]
 
 
* 新しい OBJ Exporter: スケール係数が正しく適用されていませんでした。[{{BugReport|96415}}]
 
 
* 新しい OBJ Exporter: マテリアルグループが出力されていませんでした。[{{BugReport|96470}}]
 
 
* 新しい OBJ Exporter がマテリアルによる面のグループ化をしなくなったため、他のアプリ(Procreate など)で問題が発生していました。[{{BugReport|96511}}]
 
  
 
* カーブオブジェクトに Array(配列)モディファイアーを使用し、フタとして頂点グループを含むメッシュオブジェクトを指定するとクラッシュしていました。[{{BugReport|96494}}]
 
* カーブオブジェクトに Array(配列)モディファイアーを使用し、フタとして頂点グループを含むメッシュオブジェクトを指定するとクラッシュしていました。[{{BugReport|96494}}]
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* 頂点ペイントの面選択で、GPU サブディビジョンの表示がおかしくなっていました。[{{BugReport|96356}}]
 
* 頂点ペイントの面選択で、GPU サブディビジョンの表示がおかしくなっていました。[{{BugReport|96356}}]
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* 新しい OBJ exporter の修正:
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** プリセットとモディファイアーをスキップするオプションの復活。[{{BugReport|96303}}]
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** OBJ Exporter: スケール変更したオブジェクトの法線が間違っていました。[{{BugReport|96430}}]
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** 新しい OBJ Exporter: スケール係数が正しく適用されていませんでした。[{{BugReport|96415}}]
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** 新しい OBJ Exporter: マテリアルグループが出力されていませんでした。[{{BugReport|96470}}]
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** 新しい OBJ Exporter がマテリアルによる面のグループ化をしなくなったため、他のアプリ(Procreate など)で問題が発生していました。[{{BugReport|96511}}]
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= Blender 3.1.2 =
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2022年4月1日、残念ながらリグレッションがあった3.1.1に引き続き、Blender 3.1.2がリリースされました。
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* リグレッション:「ビューポートギズモ」の位置がポーズモード(マルチオブジェクト/アーマチュア編集、複数のボーンの選択時)でおかしくなっていました。[{{BugReport|96347}}]
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* コンポジター:Normal(ノーマル)ノードの出力の UI がありませんでした。[{{BugReport|96860}}]
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* GPU サブディビジョン:Mirror(ミラー)モディファイアー使用時、Edit Mode(編集モード)中に X-Ray(透過)で選択するとクラッシュ。[{{BugReport|96344}}]
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* GPU サブディビジョンサーフェスモディファイアー:スムーズシェードが動作していませんでした。[{{BugReport|96915}}]
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* OBJ export: 新しい3.1以降のエクスポーターを実験的機能にし、旧エクスポーターのメニューアイテムを再導入。[{{GitCommit|2cfca7d9101}}, {{GitCommit|A19337ef729}}]

2022年4月3日 (日) 21:06時点における版

元記事:Reference/Release Notes/3.1/Corrective Releases - Blender Developer Wiki

Blender 3.1.1

2022年3月30日リリース。Blender 3.1.1では主に多数のバグ修正が行われています。

  • PytDriver 評価時のメモリリークを修正。[eff7e9aa45a]
  • PyAPI: ID property グループが iter() で間違ったタイプを返していました。[T94121]
  • グリースペンシルの Stroke(ストローク)メニュー→ Normalize Thickness(幅を正規化)でクラッシュ。[T96352]
  • グリースペンシル:Normalize オペレーターでの未報告の選択エラーを修正。[af6b88c629d]
  • Python を使用したアクティブマテリアルの出力ノードの設定ができませんでした。[T96292]
  • is_active_output が正しい動作を止めていました。[T96396]
  • 3.1でノードグループがシェーダーを更新していませんでした。[T96402]
  • 3Dビューポートのメニューの Close Area(エリアを閉じる)でクラッシュしていました。[T96416]
  • スケーリング時、ギズモの矢印の軸のクリックに問題。[T96357]
  • Undo(元に戻す)後、アーマチュアがおかしくなっていました。[T96452]
  • Cycles でボリュームが重なる部分がおかしくなっていました(GPU のみ、リグレッションの可能性)。[T96381]
  • 非マニュフォルドオブジェクトの非0の粗さとバンプテクスチャでの Multiscatter GGX(複合散乱 GGX)のリグレッション。[T96417]
  • プロパティエディター内でシェーダーをノードグループに変更するとクラッシュ。[T96386]
  • グリースペンシル:フィルで Invert(反転)を使用し、領域内をクリックするとフリーズ。[T96518]
  • メタボールの Edit Mode(編集モード)中のオブジェクト原点と形状がメタ要素として選択されていたのを修正。[6aa45434623]
  • モーションブラーのある立体視で Eevee がクラッシュしていました。[T96572]
  • C3D インポート。[T14392]
  • カーブオブジェクトに Array(配列)モディファイアーを使用し、フタとして頂点グループを含むメッシュオブジェクトを指定するとクラッシュしていました。[T96494]
  • マルチレゾリューションオブジェクトでの法線のベイクがおかしくなっていました。[T96401]
  • Blender 3.1でインスタンスへの Set ID(ID設定)ノードが動作していませんでした。[T96420]
  • リグレッション:Select Circle(円選択)による選択後に移動ができなくなる。[T96515]
  • リグレッション:オブジェクトが未選択の時、NLA エディターでトラックを並べ替えるとクラッシュ。[T96624]
  • [Tab]キーで編集モードにするとジオメトリノードがクラッシュしていました。[T96316]
  • リグレッション:テクスチャノードのテクスチャマッピングのプロパティを変更しても3Dビューポートが更新されない。[T96361]
  • リグレッション:Developer Extras(開発者用オプション)有効時、Blender ウィンドウ外で[F3]を押すとクラッシュ。[T96705]
  • スナップが正しく動作してませんでした。[T96711]
  • ビューポート GPU サブディビジョン有効時、UV エディターが動作しないことがありました。[T96372]
  • 外部レンダーエンジンがタイルをレンダリングした時に更新していなかったのを修正。[c91d39e4735]
  • Add Curve Extra Objects アドオンが Curvy カーブ追加時に失敗していました。[T96342]
  • リグレッション: bmesh.ops.wireframe と bmesh.ops.bevel を使用するスクリプトの動作が3.1と3.01で違う。[T96308]
  • リグレッション: bpy.types.ShapeKey.normals_vertex_get 実行時にクラッシュ。[T96294]
  • テキストエディターがシンタックスエラーでのカーソルの移動を失敗していたのを修正。[694e20b1415]
  • グリースペンシル:反転フィルで余計なストロークが原点(0, 0, 0)に発生していました。[T96790]
  • Image(画像)エディター:画像の操作後に更新されていませんでした。[f6e2c9bc97d]
  • リグレッション:Blender 3.1のマルチレゾリューションからのベイクが画像エディターに反映されない。[T96670]
  • リグレッション:グリースペンシルプリミティブハンドラが動作しない。[T96828]
  • リグレッション:プロポーショナル編集時にスナップがおかしくなっていました。[T96812]
  • リグレッション:VSE 中のキーフレームでのストリップのカットが、オリジナル(左)のストリップのキーフレームを削除していました。[T96699]
  • リグレッション:VSE の Wipe(ワイプ)トランジションが動作しない。[T96582]
  • file_browse_exec 内でヒープがおかしくなっていました。[T96691]
  • グリースペンシル:weight_get を使用したスクリプトが特定の頂点グループのウェイトを取得できませんでした。[T96799]
  • 頂点ペイントの面選択で、GPU サブディビジョンの表示がおかしくなっていました。[T96356]
  • 新しい OBJ exporter の修正:
    • プリセットとモディファイアーをスキップするオプションの復活。[T96303]
    • OBJ Exporter: スケール変更したオブジェクトの法線が間違っていました。[T96430]
    • 新しい OBJ Exporter: スケール係数が正しく適用されていませんでした。[T96415]
    • 新しい OBJ Exporter: マテリアルグループが出力されていませんでした。[T96470]
    • 新しい OBJ Exporter がマテリアルによる面のグループ化をしなくなったため、他のアプリ(Procreate など)で問題が発生していました。[T96511]

Blender 3.1.2

2022年4月1日、残念ながらリグレッションがあった3.1.1に引き続き、Blender 3.1.2がリリースされました。

  • リグレッション:「ビューポートギズモ」の位置がポーズモード(マルチオブジェクト/アーマチュア編集、複数のボーンの選択時)でおかしくなっていました。[T96347]
  • コンポジター:Normal(ノーマル)ノードの出力の UI がありませんでした。[T96860]
  • GPU サブディビジョン:Mirror(ミラー)モディファイアー使用時、Edit Mode(編集モード)中に X-Ray(透過)で選択するとクラッシュ。[T96344]
  • GPU サブディビジョンサーフェスモディファイアー:スムーズシェードが動作していませんでした。[T96915]
  • OBJ export: 新しい3.1以降のエクスポーターを実験的機能にし、旧エクスポーターのメニューアイテムを再導入。[2cfca7d9101, A19337ef729]