Dev:JA/Ref/Release Notes/2.72/More Features
目次
その他の機能
3D View(3Dビュー)
- ワイヤーフレーム描画モードでウェイトが表示されるように。bab75f8bf6a7b26
- 大半のウェイトペイントツールが Edit Mode(編集モード)でも利用可能に(ツールシェルフ→Tools(ツール)タブ→▼Weight Tools(ウェイトツール))
- ビューでの Blender Internal(内部)のレンダー描画表示が、プログレッシブ表示に対応しました。つまり、最初は8倍低い解像度、次が4倍低い解像度…という風にレンダリングします。これにより、ビュー操作がひじょうにスムーズになります。ca0c0e7
一時データストレージ
Blender が一時データを保存する方法が改良されました。現在、実際の session-lifetime のみのデータの大半が、Blender の閉じる時に削除される session-specific サブフォルダに格納されており、(特に定期的に temp フォルダをクリーンアップしない OS で)古くて使われないファイルが何 GB も積み上がってしまうのを防ぎます。ただし、いくつかのデータは Blender が終了しても残ります。例えば 'quit.blend' や、クラッシュレポートなど(OS が(実行するなら)temp フォルダをクリーンアップするまで)。
レンダーキャッシュ
レンダリング結果のキャッシュが Render(レンダー)プロパティのシンプルなオプションとして追加されました(78cdc70)。レンダリングが終わった時、EXR キャッシュで保存されます。そのため、この機能は「サンプルの保存」(フル OSA で使用)とは完全に切り離されています。
レンダリング結果のキャッシュを保存するパスは UserPreferences(ユーザー設定)内にあります。
また、UV/Image Editor(UV/画像エディター)に 'Read Render Layers'(レンダーレイヤー読み込み)機能も追加されました(blend ファイルを開き直し、画像エディターからCtrlRで最後のレンダリング画像を再読込できるようになりました)。
Compositor(コンポジター)
Viewer(ビュワー)ノードに変更がいくつか行われました。
- ビュワーボーダーの設定(CtrlB)がフレーム内容をクリアしないように。これにより、フル合成を行った後、ボーダーを設定し、設定したエリアのインスタントプレビューを見ながら値を調整することが可能になりました。
- ボーダーをクリアするショートカットを追加(CtrlAltB)。(a51aeed)
Color Ramp(カラーランプ)
- HSV と HSL 補間オプション。2b796ed03d8d256
ノード
- 色と名前(接頭辞と接尾辞)によるノードの選択を現存の 'select by type(タイプで選択)' オプションに追加(⇧ ShiftG、52d7c357781237)。
Video Sequence Editor(ビデオシーケンスエディター)
- Gaussian Blur(ガウシアンぼかし)エフェクトの追加。(3b2f6db)
Camera Presets(カメラプリセット)
マスキング
マスク編集中、スプラインのピボットポイントを使用し、スプライン全体をマウスドラッグできるように。09fc5d6
このピボットポイントはピボット上でLMB を押しっぱなしにし、マウスを移動するマウススライドでのみ使用可能です。 これはあるスプラインで個々のハンドルを調整する必要があり(よって複数のハンドルを選択することはできない)、なおかつマスク全体の位置を大まかに調整できるようにしておきたい場合に便利です。