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Blender 2.75: Sequencer(シーケンサー)
Sequencer(シーケンサー)には以下のような改良があります: 欠けたフレームを置き換えるための Placeholder(場所の確保)オプション、単一カスタムディレクトリに対する複数のプロキシ格納の対応、ストリップ毎、またはオブジェクト毎にプロキシを格納するオプション。
Proxies(プロキシ)
- ディレクトリ名に動画ファイル名を付け加えることで、複数のプロキシを同じカスタムディレクトリに格納できるように。
- プロキスストレージ用の新しいオプション、"Project(投影)" は、すべてのプロキシをストリップ単位に格納するのではなく、プロジェクトフォルダ単位で格納できるようにします。
画像の場所の確保
連番画像で場所を確保するファイルが使用可能になりました。Image(画像)ストリップ追加時、"Use Placeholders(場所の確保)" をチェックすると利用できます。Blender のフレーム命名規則(ファイル名<フレーム番号>.拡張子)を使用して開いた画像のフレーム範囲を求め、欠けているフレームがあっても、その間の全ファイルの連番画像を作成します。
これにより、ユーザーが数フレーム欠けた連番画像をレンダリングできるようにし、なおかつその Image(画像)ストリップは、欠けたフレームからなる、正しい範囲を持つようにします。欠けたフレームがレンダリングされた時、ユーザーはシーケンサーをリフレッシュし、ストリップ内の欠けたフレームを取得できます。
この機能は "change paths"(yamyam注:"Change Data/Files"(データ/ファイルを変更)?)オペレーター使用時も利用可能で、ユーザーがその範囲に画像を追加できます。
その他
- マスクアニメーションがストリップでずらせるように。ストリップを動かし、マスクアニメーションとの同期を正しく保つことができます(参考: T43986、rB6786ef6783fa))。