Dev:JA/Ref/Release Notes/2.76/Animation

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Blender 2.76: アニメーション

Bone Selection Sets

SelectionSet release276.png

Gooseberry の映画作成中に開発された新しいアドオン、Bone Selection Groups が、正式に Blender 用アドオンに追加されました。ボーンのセットを格納し、後で選択・選択解除することができます。 新しいパネル "Selection Sets" に、[+]ボタンをクリックして現在の選択を格納でき、リストの最下部のボタンで選択を切り替えできます。


Clean Channels(チャンネルの削除)ツール

Dopesheet(ドープシート)と Graph Editor(グラフエディター)でXを押すと表示されます。Clean Keyframes(キーフレームを掃除)ツール同様に働きますが、もしそのチャンネルがデフォルトのプロパティ値を含む単一のキーフレームのみで、なおかつ Generative(生成)Fカーブモディファイアーやドライバーからも全く使用されていない場合、チャンネル自体も削除します。

いつものように、クリーンツール実行後のカーブは元と同じではないため、大量のキーフレーム挿入時(例えばボーンを全選択し[I]キーを押した時などの)、同時に挿入された不要なキーフレームを取り除きたい時は、このツールを Fカーブの編集前や、最初のキーフレーム挿入後に使用するといいでしょう。


Python インターフェース: Fカーブの検索

特定の Fカーブの検索に、よく Python が必要になることがあり、大抵は以下のような感じになります。

     [fcurve
      for fcurve in ob.animation_data.action.fcurves
      if fcurve.data_path == "location"][1]

現在、これを ob.animation_data.action.fcurves.find('location', 1) というように書くことができようになりました。サンプルとして D1427-action_find.blend をご覧ください。

この新関数 Action.fcurves.find() は、まだアクション内のFカーブ数に対し O(N)のオーダーですが、少なくともお決まりのコードを削除することはできます。また、同等の Python コードよりも速く、見つかった Fカーブも Python オブジェクトとして表現されます。(D1427, 89e5c756665c)


その他

  • 表示ボタンの隣に、そのチャンネルの全(Fカーブ)モディファイアーをOFFにする切替ボタンを追加。
  • アクション管理:[×]ボタン上で[Shift]+クリックすることで、Fake User(フェイクユーザー)をクリアし、Stash(保留)アクションを NLA スタックからも削除するように。(79af9b1)
  • Armature(アーマチュア)の削除メニューの Dissolve(溶解)。(1b8a785)
  • Grease Pencil(グリースペンシル)編集モードでの削除メニューの Dissolve(溶解)。(rB6de7f3c747)
モディファイアー無効切替
Armature(アーマチュア)Dissolve(溶解)ツール