Dev:JA/Ref/Release Notes/2.76/Modeling

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Blender 2.76: モデリング

モディファイアー

  • Displace(ディスプレイス)モディファイアー
頂点の法線の代わりにカスタム法線(の平均)に沿って移動するオプションを追加。(rB487d2cb4f321)


ツール

Edge オフセットツール
  • 面を平らにするツール。(Mesh(メッシュ)メニュー → Cleanup(クリーンアップ)→ Make Planar Faces(面を平坦化))。(41564a402ebc317)
  • 辺のオフセットツール(ツールシェルフ内のEdge Loop Offset(オフセット辺スライド) または[Ctrl]+[Shift]+[R]キー)。(d8e994b35f247c3644e2250ce3ebff)
  • Bevel(ベベル)ツール
    • 'vertex-only(頂点専用)' モードのON/OFFを行うホットキー([V])を追加。(rB68d72e216451)
    • 'loop slide(ループスライド)' オプションを追加(同モディファイアーも同様)。デフォルトではONで、これは従来の挙動のままです。もし一つの頂点にベベルされた辺に加え、ベベルされていない辺がある場合、可能であれば、ベベルがこれらの辺に沿ってスライドしようとします。このオプションを OFF にした場合は、時々ベベルの幅がさらに均等になる可能性があります。(rB12aff8d783b6)


Data Transfer(データ転送)

Data Transfer(データ転送)オペレーターの新しいオプション、'auto transform(自動トランスフォーム)' は、転送元と転送先のメッシュをマッチさせる最もいい方法を探そうとします。つまり、例えば同じメッシュの二つのコピーがあり、それぞれ位置や回転、大きさが違う場合、先にこれらのメッシュを「合わせる」手間もなしに、これらの間でデータ転送できるということです。

(少なくとも頂点レベルで)完全に同じ(または非常によく似た)メッシュで最良の結果が得られることに注意してください。もっと大まかに似ているような物の場合でも動作はしますが、一般的にメッシュの位置を手動で注意深く調整した方がいい結果になるでしょう。

また、このオプションは主に下の二つの理由により、モディファイアー版にはありません。

  • 通常、モディファイアーではあまり意味がないため
  • すでに転送自体が遅いのに加え、マッピングプロセス全体がさらに約33%遅くなるため

コミット:rBdd44754c5ff3b

また、Data Transfer(データ転送)オペレーターに 'freeze'(凍結)設定が追加され、設定変更時に再実行されてしまうのを防ぐことができます。(rB96f20c34a2)

UV 編集

  • UV/Image Editor(画像エディタ-)が Individual Origins(それぞれの原点)に対応しました(UVの島の拡大縮小と回転時)。(0d3555fe2ea39e8)

選択

  • カーブ用 Select Shortest Path(最短パス選択)。(cdbb60b0a38fa54)

Transform(トランスフォーム)

  • 3DView(3Dビュー)用の Absolute grid(絶対グリッド)スナップオプション(ヘッダーからアクセス)。
    トランスフォーム中に適用されるため、選択物の位置をグリッドに正確に揃えることができます。(5edff01920a4031)
  • Volume(ボリューム)スナップ機能の最適化。(rB5b6deea647)
  • トランスフォーム時の隣接する頂点との角度の表示。(rB55374426c6)