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Blender 2.77: アドオン
新アドオン
Blend File Utils
これは blend ファイルにその全ライブラリと依存データを一つの自己解凍 ZIP ファイルに梱包します。アドオンとしての利用も、コマンドラインからの直接利用も可能です。 rBAc3f24386bb4e)).
更新されたアドオン
OBJ IO
- IO: MTL テクスチャマッピングオプションに限定的に対応(主にオフセットとスケーリング)。rBAecdc7c03ec14))
X3D/VRML IO
X3D のインポートが標準のもっと多くの部分に対応しました。(rBA44cc56c92796)
現在対応しているのは、
- Rendering の全ジオメトリノード
- Geometry3D の全ジオメトリノード
- ImageTexture(プリミティブを含む)
- TextureTransform(入念なテストが必要)
- Lighting の全ランプノード
- Viewpoint
UI は従来の実装から変わっていません。
仕様書(英文) と、リファレンスの実装(X3DOM)を使用しています。
Python アップグレード
Python ライブラリが3.5.1にアップグレードされ、アドオンとスクリプト作者にとっていくつかの変更がもたらされます。Python リリースノートをチェックしてみてください。
Python API
変更
- 全 load 関数が、check_existing 引数が付きました。デフォルトは False です。
bpy.data.*.load(filepath, check_existing=False)
これは、この API を使用したデータ読み込みが一貫して、新しいデータブロックを返すということを意味します。そのため、データの読み込みや削除をするスクリプトが、ユーザーデータを誤って変更してしまうことがなくなります。
コピーが必要でない時は、check_existing=True
を渡してください。(9f15bcb218ef32d)
Scene.ray_cast
とObject.ray_cast
を一貫させ、現在の API のバグ・制限を解決。08fb55e
新モジュール:gpu.offscreen
これはオフスクリーン描画処理機能を提供する物です。
最初の対応ではアドオン用に、フレームバッファオブジェクトと連携したり、3Dビューポートのオフスクリーン描画の実装するのに必要最小限の状態になっています。スクリプト作者が魚眼レンズのプレビューや、ヘッドマウントディスプレイ対応などを作成できるのに使用できます。
完全なドキュメントとサンプルはこちら(英文)にあります。
削除:GreasePencil.draw_mode
Grease Pencil の変更に伴い、データブロック毎の GreasePencil.draw_mode
プロパティ("Stroke Placement" 設定)が削除されました。この設定を使用するモデリングアドオンは代わりに、context.tool_settings.gpencil_stroke_placement_view3d
を使用するよう変更する必要があるでしょう。