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データブロック&ライブラリ管理
データブロック・リマッピング
「IDリマッピング」と呼ばれる、データブロック管理に関するコアの低レベルの機能が一つ追加されました。これは Blender 実行中、与えられたデータブロックを別のものにリプレースできます。これまでいくつかのタイプでのみ部分的に可能でしたが、非常に入り組んだコードがコードベース中に散らばっていて、完全に同期しないことがよくあり、あちこちでいくつかのピースが欠けたりしました。
これは将来のアセット管理において非常に重要になる予定ですが、すでに2.78では機能の追加に使用されています(以下 Outliner(アウトライナー)のメニューより)。
- Blender File(Blenderファイル) ビューから、ライブラリ上で右クリック:
- ライブラリの Reload(再読み込み) と Relocate(リロケート)(もうライブラリの更新やパスの変更時に .blend ファイルを保存して開き直す必要はありません)。
- All Scenes(全シーン)、Current Scene(現在のシーン)、その他同様のビューから、データブロック上で右クリック:
- データブロックの完全な Delete(削除)。
- (同じタイプの)他のデータブロックへ Remap Users(ユーザーをリマップ)。例えば、あるマテリアルやテクスチャのユーザーをすべて他の物にリプレースするなど。
低レベルにおいて、この作業はID管理のコード(コピー、ユニーク化、削除、アペンド・リンク、ローカル化など)のクリーンアップと単純化も目的としています。
これは設計タスクの結論です。T45351
コミット:rB897e97f078e6、rB7547c6a250cd6(他にも最初のマージ以降に多数)。