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Blender 2.79: ユーザーインターフェイス
Application Templates(アプリケーションテンプレート)
アプリケーションテンプレートは、再利用可能なコンフィグレーションを設定し、Blender を別々にインストールしたり、個人設定を上書きすることなく、これを選択してデフォルト設定を置き換えることのできる機能です。(f68145011fd46)
詳細はapplication templates documentation(英文)をご覧ください。
ショートカットキー
- ボタンインタラクション用ショートカットのカスタマイズに対応しました。編集可能なショートカットには以下があります。
- Eyedropper(スポイト)オペレーター(デフォルトショートカット:E)
- Keyframe(キーフレーム)オペレーター(デフォルトショートカット:I で挿入、AltIで削除、⇧ ShiftAltIでクリア)
- Driver(ドライバー)オペレーター(デフォルトショートカット:CtrlDで挿入、CtrlAltDで削除)
- Keying Set(キーイングセット)オペレーター(デフォルトショートカット:Kでキーイングセット追加、AltKでキーイングセット削除)
- NDOF ナビゲーションがBorder(矩形)と Circle(円)選択に使用できるように。
- トランスフォームマニピュレーターで軸の選択前に⇧ Shiftを押すことができるように。
- Properties Editor(プロパティエディター)、タブ付き Tool Shelf(ツールシェルフ)、User Preference(ユーザー設定)にて、タブの表示をCtrl⇆ Tab と Ctrl⇧ Shift⇆ Tab で切り替えできるようになりました。(718bf8fd9d1)
- CtrlAltC/CtrlAltVを使用することで、アクティブボタンのアイテムだけでなく、RNA 配列全体をコピー・ペーストできるように(例えば位置全体のコピーなどが可能に)。(rB4e95a9069e)
- CtrlAltC/CtrlAltVを使用し、ベクトルや色を単一値だけでなく、全体をコピーアンドペーストできるように。(rB4e95a9069e)
自動 DPI
Windows8.1以上とX11での高 DPI 表示対応が改善されました。インターフェイスが自動的にシステム DPI でスケーリングされます。Windows では別々の DPI のマルチモニターにも対応しました。X11 では、DPI は大半のデスクトップ環境で設定されている Xft.dpi または xrandr --dpi を元にします。(fe3fb236970c)
User Preference(ユーザー設定)に Display: Scale(表示→拡大縮小)設定が Interface(インターフェイス)タブにあり、フォントとボタンのサイズを、自動検出した DPI と相対的に調整できます。
その他の実装
- 使用不可のボタンが、なぜ今そのボタンが使えないのかを説明する、新たなツールチップ。(6f8060450934)
- NLA Editor と VSE(ビデオシーケンスエディター)の挙動を Graph Editor(グラフエディター)に合わせるべく、モディファイアータブが追加されました。(65c8937f7ed8)
- VSE のプロパティ領域をクリーンアップしてスペースの使用が改善されました。(415ff7467ca9)
- UV/Image(画像)エディターのツールシェルフに UV 編集ツールが追加されました。(8b0fbb909b15)
- 3Dビューが Rotate Around Selection(選択範囲を中心に回転)と Auto Depth(オート深度)の両方を同時に対応するように。何も選択されていない時はカーソル下の深度を使用します。(a1164eb3ddb)
- Image empty(画像タイプのエンプティ)がマルチビューステレオに対応するように。(fffb1a4)
- 重複するアドオンの警告がユーザーインターフェイス内にパスを表示するように。(112e4de8855a)