Dev:JA/Ref/Release Notes/2.82/Modeling
元記事:Reference/Release Notes/2.82/Modeling - Blender Developer Wiki
目次
Bevel(ベベル)
Custom Profile(カスタム断面)
ベベルツールとモディファイアーに、既存のスーパー楕円コントロールを超えた、変更可能な断面を使用できるように。(ba1e9ae4733a)
一旦 "Custom Profile"(カスタム断面)オプションをチェックすると、ベベルからセグメント数を取得したカーブウィジェットで、断面が変更可能になります。
非対称の断面の向きは規則化されており、繋がっている辺群上を、一貫性を保つよう反転します。
プリセットには階段やシンプルなモールディングなどがあります。
Cutoff(カットオフ)交差タイプ
頂点を置き換えるメッシュを生成する、もっと簡単な方法が追加されました。主に、三方向以上の交差があり結果が不安定になる可能性のある場所に、非対称かつ複雑なベベル断面を使用する時に設定します。(ba1e9ae4733a)
Weld(溶接)モディファイアー
しきい値内の頂点群をマージする、Weld(溶接)モディファイアー。(f050fa325375)
Solidify(ソリッド化)モディファイアー
Solidify(ソリッド化)モディファイアーが、三つ以上の面が共有する辺で厚みを作ることができるようになりました。例えば、Tの字でつながる3つの壁などです。
また、メビウスの輪のような、継ぎ目で法線が反転したメッシュで完璧な結果を生成できるようになりました。頂点の位置取りを計算するアルゴリズムも改善され、従来の単純に押し出すアルゴリズムが可能だった物に比べ、ほぼ完全に均等な厚みに近づきました。この新しいアルゴリズムは、異常な形状[1]もできる限り処理します。(e45cfb574ee7)
従来の、隣接する最短の辺の長さによる制限同様に、制限に角度を使用するオプションが付きました。多くの場合、結果が改善されます。(e45cfb574ee7)
- ↑ (yamyam注:原文は "Degenerate cases" で「数学的に退化している状態」。例えば立体に対する平面など)