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Blender 2.83: EEVEE
レンダーパス
対応するコンポジティング用のレンダーパスが増えました。(be2bc97eba)、(開発者ドキュメント)
- Emission(放射)
- Diffuse Light(ディフューズ・ライト)
- Diffuse Color(ディフューズ・カラー)
- Specular Light(スペキュラー・ライト)
- Specular Color(スペキュラー・カラー)
- Environment(環境)
- Volume Scattering(ボリューム・散乱)
- Volume Transmission(ボリューム・伝播)
- Bloom(ブルーム)
- Shadow(影)
ライトキャッシュのアップデート
Reflection Probes(反射プローブ)が、8面体マップ配列ではなく、キューブマップ配列に格納されるようになりました。つまり、2.83より前のファイルは再ベイクが必要になり、2.83のライトキャッシュは以前のバージョンの Blender では読み込めなくなることを意味します。7dd0be9554ae
ヘアーの透過
ヘアー形状が、Alpha Hash(アルファハッシュ)と Alpha Clip(アルファクリップ)モードによるブレンドに対応しました。影のブレンドモードも対応しています。035a3760afd2
その他の変更
- 新しい
High Quality Normals(高品質な法線)
オプションが Render(レンダー)プロパティ→▼Performance(パフォーマンス)に追加され、高密度のメッシュでの低解像度の法線の問題を回避します。e82827bf6ed5
- 新しい
Half Float Precision(半精度浮動小数点数)
オプションが、Image(画像)データブロックの設定に追加され、Float テクスチャ読み込み時に32ビットの精度の浮動小数点数を使用できるようになりました。4e9fffc28926
- Sun(サン)の影のバイアスが修正され、ポイントライトの影のバイアスと同じ挙動になりました。特定のシーンでは、ユーザーが手動で修正する必要があるかもしれません。31ad86884cb1
- Material Preview(マテリアルプレビュー)モードに、ワールド環境をぼかす量を調節できるオプションがつきました。6e23433c1a74