Dev:JA/Ref/Release Notes/2.90/Modeling
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Blender 2.90: モデリング
ツール
- Extrude Manifold(多様体を押し出し): 内側に押し出す際、自動的に面の分割と隣接する面を削除する新しいツール。(b79a5bdd5ae0).
- ルーラー:ルーラーツールがスナップに対応。(1f7a791)
- トポロジークリーンアップ用ツールの Merge(マージ、By Distance(別名 Remove Doubles)も含む)、Rip(リップ)、Delete(削除)、Dissole(溶解)、Vertex Connect Path(頂点の経路を接続)、Knife(ナイフ)、Tris To Quad(三角面を四角面に)が、カスタム法線ベクトルを正しく維持するようになりました。(93c8955a7)
- Bevel(ベベル)モディファイアー・ツール用のカスタム Profile(断面)がベジエカーブハンドルタイプに対応しました。(baff05ad1c15)
- Bevel(ベベル)ツール・モディファイアーに、新しく 'amout(量)' 値を解釈する 'Absolute(絶対)' モードを追加。パーセントのようですが、パーセントの変わりに、近隣の辺との絶対距離を計測します。(466e716495ff)
- Bevel(ベベル)ツール・モディファイアーが、奇数セグメントのベベル時、中央のポリゴンにどのマテリアルと UV 値を使用するかを決めるのに、新しい方法を使用するように。これで従来の、一見ランダムに選択したような物に比べ、モデルの他の部分との一貫性が向上すると思われます。(e3a420c4773a)
UV エディター
- 新しいメッシュ編集オプション、'Correct Face Attributes(面の属性を修正)と、Keep Connected(つながりを維持)は、メッシュ要素の移動時、UV と頂点カラーを調整します。メッシュ編集モード時に、3Dビューポート右上のオプションから有効化できます。(rB4387aff)
- Edge Ring Select(辺リング選択): 同名のメッシュ編集機能と合わせ、
[Ctrl]+[Alt]+左マウスボタン
を使用することにしました。(1dd381828fa3f)
- Pick Shortest Path(最短パス選択):
[Ctrl]
を押しながら UV 要素を左マウスボタン
で選択すると、UV 要素間の最短の経路を選択します。(ea5fe7abc183)
この Pick Shortest Path には、fill region(領域をフィル)オプションの有効化、または[Ctrl]+[Shift]+左マウスボタン
を UV 要素選択時に使用することで、グリッドタイプ選択になります。
- UV Rip(UV リップ): つながっている UV 要素(頂点、辺、面)を分離します。このオペレーターは
[V]
キーで実行します。要素はマウスポインターの方向にリップされます。(rB89cb41faa0596)
- UV オーバーレイの不透明度を変更するオプション。(90d3fe1e4d)
- 隣接する座標の選択のしきい値を削除、UV 座標が同一の時のみ選択するように。(b88dd3b8e7b)
カーブ
- カーブの法線の表示をデフォルトで無効に。(0bd7e202fbd6)
- カーブハンドルの表示は None(なし)、Selected(選択)、All(すべて)から選択可能です。(49f59092e7c8)
ハンドルの新しいデフォルトは Selected(選択)
です。NURBカーブでは従来のバージョン同様、ハンドルは常に表示されています。
トランスフォーム
- 辺と頂点のスライド(Slide)が、他のスナップタイプに対応しました。(e2fc9a88bcb3、9335daac2a36)
- スナップが軸制限と形状の間の交差に作成可能に。(d8206602feed)
モディファイアー
- Ocean(海洋)モディファイアーが飛沫の方向用のマップを生成可能に。(17b89f6dacba
- モディファイアーのシェイプキーとしての適用が、オブジェクトをリンク複製している時でも可能に。(01c8aa12a1)
- 新しいメニューオプション、Save As Shapekey(シェイプキーとして保存)。モディファイアーをシェイプキーとして適用しますが、モディファイアーの削除はしません。(01c8aa12a1)