Dev:JA/Ref/Release Notes/2.91/Animation-Rigging

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元記事:Reference/Release Notes/2.91/Animation-Rigging - Blender Developer Wiki

Blender 2.91: アニメーションとリギング

F カーブ

  • アニメーションカーブがもっとメリハリのある物になり、短期間の変化を従来より少ないキーフレーム数で行えるようになりました。(da95d1d851b)
Release-notes-291-animation-fcurve-extremes.png
  • すべてのキーフレームタイプで、F カーブの形状を変えずに挿入することが可能に。(8b72d9cc1530).
カーブ形状を変更しないキーフレーム挿入。画像上側の青いラインは、中央のキーフレームを挿入する前のオリジナルの F カーブ
  • キーフレーム内の F カーブが、オブジェクトの編集モードのアクティブ頂点同様、アクティブキーフレームを持つように。これにより、どのキーフレームが "Active Keyframe(アクティブキーフレーム)" パネルに対応しているのかがすぐわかるようになりました。(983ad4210b9e)
アクティブキーフレームは白で表示されます
  • Graph Editor(グラフエディター)内の Snap(スナップ)メニューで、完全な2Dカーソルのスナップと、カーソル値のみへのスナップが可能に。(5ebdbcafcb27)
Graph Editor の Snap パイメニュー

キーフレーム

  • "Copy To Selected(選択にコピー)" がキーフレームに対応。(rB0a66436fe5f2)

Non-Linear Animation (NLA) エディター

  • "Sync Length(長さを同期)" が、もうアニメーションキーを動かさないように。(50919413fe7)
キーフレーム移動後、ストリップの長さを同期。新バージョンではグローバルなフレームタイミングを維持します
  • ストリップに同期のフラグがある時、NLA システムがアクションの境界を元に、ストリップの算出を行うように。(89ee260ef22)
    アニメーターがストリップの境界外で好きなようにキーを挿入・変更ができるようになり、ストリップ境界に直接手を付ける必要はなくなりました。境界の算出を変更するには、単にキーを移動するだけです。
Sync Length(長さを同期)が有効なストリップの外側でキーフレームを編集可能に
  • 非アクティブのストリップが、もう編集モードに入った時も非表示にならないように。(d067c13a9d07)
非アクティブ化したストリップ「noise」が調整モード中も表示

コンストレイント

  • Child Of(チャイルド)コンストレイントが作成時に逆行列を設定するように(ad70d4b0956f5f)。これは Child Of コンストレイント追加時、そのオブジェクトがもうどこかに飛んでいくことがなくなったということを意味します。
  • Action(アクション)コンストレイントに、オプションの Evaluation Time(評価時間)スライダーを追加。これにより、オブジェクトを使用しなくてもアクションの再生位置の指定が可能になりました。(c9c0f8930733)

Action constraint slider.png

再生

  • "Allow Negative Frames(負のフレームを許可)" オプション使用時、"Set Start Frame(開始フレームを設定)" オペレーターで、未対応の負のレンダリング範囲が設定可能になっていたのが修正されました(ca38bce46aa2)。今も負の範囲は "Use Preview Range(プレビュー範囲を使用)" オプション使用時に利用可能です。