Dev:JA/Ref/Release Notes/2.91/Sculpt

元記事：Reference/Release Notes/2.91/Sculpt - Blender Developer Wiki

Blender 2.91: スカルプティング

複数のオブジェクトでのスカルプティングワークフロー

• XYZ symmetry（対称化）が、全ペイント・編集モード間で共有される、メッシュ毎の設定になりました。5502517c3c1

• Fade Inactive Geometry（非アクティブ形状をフェード）オーバーレイ設定は、現在のモードで編集できないオブジェクトを背景色でフェードアウトします。これにより、スカルプト可能なオブジェクトの判別が可能になります。ea6cd1c8f05

ビューポート

• HDRI の回転をマテリアルプレビューモードでロックし、EEVEE のマテリアルを MatCap として使用できるようになりました。5855f317a70

• Sculpt Mode（スカルプトモード）で、生成モディファイアーが有効なオブジェクト内にオーバーレイ（Face Set（面セット）やマスク）を表示可能に。6c9ec1c893f

スカルプトジェスチャ

スカルプトメッシュ内の違うデータを操作する、新しいジェスチャツール。

• Box Face Set（ボックス面セット）と Lasso Face Set（投げ縄面セット）は、ジェスチャが影響する領域に面セットを生成します。c05715b03fe

• Box Trim（ボックストリム）と Lasso Trim（投げ縄トリム）は、ブール演算を使用し、メッシュをカットします。675c9644420

• Box mask（ボックスマスク）は選択から分離してオペレーターとなりました。6faa765af89

• Line Project（ライン投影）ジェスチャツール。e0bfd3968c6

• Line（ライン）ジェスチャと Mask Line（マスクライン）ジェスチャツール。8c81b3fb8b9

• Trim（トリム）ツール用 Union（合成）と Join（統合）モード。2b72860ff44

• トリムジェスチャにカーソル下の深度を使用。da7ace00d5f

クロススカルプティング

• Cloth（クロス）ブラシとフィルターがシーンのコライダーとの衝突に対応しました。675700d9489

• クロスブラシがシミュレーション領域全体に重力を適用するように。54a2fcc0f33

• クロスブラシの Soft Body Plasticity（ソフトボディの硬さ）プロパティ。ec9edd36ca1

• クロスブラシの Set Persistent Base（持続ベースをセット）。49c1359b556.

• 制約を使用してアーティファクトを回避する、新しいクロスブラシの Grap（グラブ）変形。2e33c5ca15c

• 新しいクロスブラシの Snake Hook（スネークフック）変形。2e33c5ca15c

• クロスブラシの Simulation Area（シミュレーション領域）プロパティ。d693d77fed9.

• クロスシミュレーションの Dynamic（ダイナミック）領域モード。8ef353fa506.

• クロスブラシの Pin Simulation Boundary（シミュレーション境界を固定）プロパティ。bf65820782a

• クロスフィルターの力の軸を制限するオプション。4814836120e

• ポーズブラシや境界ブラシの Deform Target（変形ターゲット）にクロスシミュレーションを指定することができるように。c2f0522760b

• クロスフィルターに Orientation（座標系）モードを追加。b3bd121dd4c

• クロスフィルターに Scale（スケール）フィルタータイプを追加。5d728d38b94

Multires（マルチレゾ）

• ベースメッシュスカルプティング。976f0113e00

ツール

Boundary（境界）ブラシ

このブラシには、通常のスカルプトブラシでは（編集モードでさえも）困難な、メッシュの境界の形状の変形やコントロールを行うために設計された変形モードがいくつかあります。クロスアセットとハードサーフェスベースメッシュの作成に便利です。ed9c0464bae

Boundary（境界）ブラシにはパターンの繰り返しの作成に利用可能な、複数のモードによるフォールオフ適用に対応しています。c77bf952210

Multires Displacement Eraser（マルチレゾディスプレイスメント消しゴム）

このブラシは Multires（マルチレゾリューション）モディファイアーのディスプレイスメントを消し、頂点をベースメッシュの極限球面（Limit Surface）に向けて移動します。478ea4c8988

スカルプトフィルター

• Sharpen（シャープ化）Mesh Filter（メッシュフィルター）に Curvature Smooth Iterations（曲率のスムージング反復数）と Intensify Details（ディテールの強さ）プロパティを追加。3570173d0f5.

• スカルプトフィルターに Orientation（座標系）オプションを追加。89a374cd964

• Enhance Details（ディテールの強調）メッシュフィルター。0957189d4a3

• Erase Displacement（ディスプレイスメントを削除）メッシュフィルター bedd6f90ca7

その他のツール

• フィルターが全体的な Automasking（自動マスク）設定に対応。6fe3521481b

• Smooth（スムーズ）ブラシの反転を Enhance Details（ディテールの強調）に。3e5431fdf43

• Lasso（投げ縄）や Box（ボックス）マスクで、前を向く面のみマスクするオプション。af77bf1f0f9.

• Pose（ポーズ）ブラシのスケール変形モードで回転をロックするオプション。9ea77f5232c.

• Face Set Extract（面セットを抽出）オペレーター。afb43b881cc

• Edit Face Set（面セットを編集）が、UI に全オプションを表示したツールになりました。77e40708c2c 48c0a82f7a3

• 実験的にペンの傾きに対応。0d5ec990a98