Dev:JA/Ref/Release Notes/2.93/Python API

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■2021/06/03(木) 4:42

元記事:Reference/Release Notes/2.93/Python API - Blender Developer Wiki

Blender 2.93: Python API

Python 3.9

Python をバージョン3.9.1にアップグレードしました。

GPU

gpu モジュールを、従来は bgl でしか利用できなかった機能までカバーするよう拡張。(4430e8a008, 6c6b1c015b)

bgl モジュールは、将来の Vulkan 対応に備え、Blender 3.0で廃止予定です。アドオンが OpenGL と Vulkan の両方で動作するよう、gpu モジュールの使用に切り替えてください。

  • 新しい state サブモジュール。描画状態を変更できます。
  • 新しい texture サブモジュール。image データブロックからテクスチャを作成する関数などがあります。
  • 新しい GPUFrameBuffer
  • 新しい GPUUniformBuf


その他の追加

  • 新しい RenderEngine.bl_use_custom_freestyle オプション。デフォルトでは無効になっており、Freestyle レンダリングが Eevee により行われます。有効時、そのレンダーエンジンが Freestyle の形状をレンダリングするのに呼ばれます。(14285445283ecc8)
  • Object ID の新しい to_curve メソッド。このメソッドは to_mesh と似ており、テキストオブジェクトを表現するスプライン、または Spline(スプライン)モディファイアー適用後のスプラインを取得するのに使用できます。(f2c0bbed1ce5270)
  • 新しい BlendFile.temp_data メソッド。現在のファイルにリンクやアペンドせずに blend ファイルを一時的に読み込む、コンテクストマネージャーを提供します。(9e0921497912cbf)
  • UI: パネルクラス用に bl_description と Python の docstring に対応。(8971018eb64a)

その他の変更

  • python -X utf8 実行時の挙動に合わせ、UTF8 が全プラットフォームでのデフォルトエンコードになりました。PEP-540をご覧ください。(df135b74fc938ec)
  • 2.8x APIにスクリプトを移植している間のみ有効だった、クラス内の非アノテーションプロパティへの対応を中止しました。(afa5da9ce02bcd4)
  • Bmesh の from_object メソッドの deform パラメーターが廃止予定になり、常に True と見なされるように。バージョン3.0で削除される予定です。(4b0871af8716c52)
  • 通常、登録の前の注釈として(※)クラスの中で定義する bpy.props の中間表現が、新しいタイプ bpy.props._PropertyDeferred を使用するように。これは安定版 API の一部とは見なされていませんが、いくつかのスクリプトはこれに依存しています。(c44c611c6d8c6ae)
    (※訳注:あんまり自信ないので鵜呑みにしないでください)
  • bpy.ops.mesh.primitive_grid_add の結果のサブディビジョンレベルが n+1 に変更されました。(rB4d3cdb32d3993).