Dev:JA/Ref/Release Notes/3.00/Modeling
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モデリング
モディファイアー
- Weld(溶接): 新しい "Loose Edges"(孤立する辺)オプション。つながる面のない辺だけをまとめることができます。(rB2beff6197e98)
- Surface Deform(サーフェス変形): 新しい Sparse Bind(スパースバインド)オプションは、バインド時、指定の頂点グループに合致する頂点のバインドデータのみ記録し、メモリ消費量の削減と、モディファイアーの評価をほんの少しスピードアップします。(rB1ab6d5c1dc)
- Mesh Cache(メッシュキャッシュ): 頂点グループを使用したブレンドの影響度に対応。(c8f80453d5c8e70).
全般的な変更
- Laplacian smooth(ラプラシアンスムーズ)が N ゴンに対応。(c15635bd8d5483a)
- メッシュの Bisect(二等分)でのサイドの反転に対応。(1bcdd1c54e6e903)
- Boolean(ブーリアン)の "Self" オプションを "Self Intersection(自分自身と交差)" にリネーム。(82f0e4948c36a4d)
Knife(ナイフ)ツール
2021年の GSoC の Knife Tool プロジェクトによるナイフツールへの多数の改善が、このリリースに取り入れられました。(6e77afe6ec7b6a7)
新機能
- 角度のスナップモードの改善
- スナップ角度の増分をコントロールするナイフツール用の設定を追加。
- 数値キー入力によるスナップ角度の増分の設定に対応。
- 相対的な角度制約モードを追加('[A]'キー。'[R]'キーで利用可能な基準となる辺の切り替え)
- 角度のスナップのデフォルトモードの設定を追加
- Global(グローバル)と Local(ローカル)軸へのスナップ
- '[X]'、'[Y]'、'[Z]'キーで、対応するグローバル軸にカットラインをスナップ。
- もう一度同じキーを押すとローカル軸にスナップ。
- シーンの座標軸設定が設定されている場合はそちらを参照し、カスタム軸空間も可能。
- 距離と角度の計測
- '[S]'キーでメジャー有効。
- '[S]'キーを押すたびに3つのモード(距離のみ、角度のみ、両方)を切り替え。
- 現在のカットセグメントの長さを表示。
- 現在のカットセグメントと直前のカットセグメントまたはメッシュの辺との間の角度を表示。
- 現在のカットセグメントと、カットセグメントまたはメッシュの面へのスナップとの間の角度を表示。
- Undo(元に戻す)機能
- [Ctrl]+[Z]キーで直前のカットセグメントを元に戻します。
- 現在のカットセグメントの開始位置もそれに応じて調整されます。
- カットがドラッグカットの場合、ドラッグカット全体が元に戻されます。
- X-Ray(透過)モード
- '[V]'キーでカットセグメントの描画コードでの深度チェックを切り替えます。
- マルチオブジェクト編集モード
- マルチオブジェクトの編集モードに対応。
- 複数のオブジェクトと交差するカットや、あるオブジェクトの形状から他のオブジェクトの形状のカットが可能に。
キーの再配置
- キャンセル
- '右マウスボタン' → '[Esc]'
- 新規カット
- '[E]' → '右マウスボタン'
- 中間点にスナップ
- '左[Ctrl]' → '左[Shift]'
- '右[Ctrl]' → '右[Shift]'
- スナップを無視
- '左[Shift]' → '左[Ctrl]'
- '右[Shift]' → '右[Ctrl]'
- 角度(Angle)のスナップ
- '[C]' → '[A]'
- Cut Through(透過カット)切り替え
- '[X]' → '[C]'