Dev:JA/Ref/Release Notes/4.00/Color
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元記事:Reference/Release Notes/4.0/Color Management - Blender Developer Wiki
カラーマネージメント
AgX ビュー変換
AgX ビュー変換が追加され、新しいファイルのデフォルトとして、Filmic を置き換えます。(a9053f7efbe8b25)
このビュー変換は Filmic に比べ、露出オーバーな部分の色の処理が改善されています。特に現実のカメラのように、明るい色が白色に向かって移動しています。技術的な詳細と画像の比較はこちらをご覧ください:PR #106355
macOS での HDR 表示
新しい High Dynamic Range(ハイダイナミックレンジ)オプションが、Color Management > Display(カラーマネージメント→ディスプレイ)パネルに追加されました。3Dビューポートや Image Editor(画像エディター)、Render Preview(レンダープレビュー)で、1.0より上に色の範囲を拡張して表示できます。(2367ed2ef241846)
これには HDR カラーを表示可能なモニターと、HDR 出力用に設計されたビュー変換が必要です。標準のビュー変換は動作しますが、Filmic と AgX は SDR 表示用に値を0から1の範囲に収めるよう設計されているため、利用できません。
新しい色空間
新しいリニア空間と、ディスプレイデバイスが追加され、同時に明確にするために一部をリネームしました。前方互換性のコードは Blender 3.6に含まれています。(6923f7a1539)
削除された機能
- Blender のテクスチャなどの領域が、常にカラーマネージメントが有効化されているとみなすようになりました。これはかつて Blender 2.63以前の "No Color Management" 設定用の互換性オプションに使用されていました。
同じ機能を実現するには、その画像を Non-Color(非カラー)空間に設定する必要があります。(63e2832057)
- 未使用の色空間と表示デバイスを OCIO コンフィギュレーションから削除しました。(b2b7b37139)
- XYZ 表示は XYZ 空間で画像を出力するためにのみ使用されており、今は画像出力オプションの一つになりました。None 表示は、sRGB 表示の Raw ビューを使用してください。バージョニングコードにより、表示設定は適切な新しい場所に移行されます。