Dev:JA/Ref/Release Notes/4.00/Keymap

提供: wiki
移動先: 案内検索

元記事:Reference/Release Notes/4.0/Keymap - Blender Developer Wiki

キーマップ

全般

  • マーカー:左ダブルクリックでマーカーのリネームが可能に(他の Blender のエリアとの一貫性を保つため)。(26dcc961)
  • Tweak(長押し)ツール:3Dビューポートや UV エディターで複数のオブジェクトを一度にクリック-ドラッグできるように。(618f39fca23ca77)
  • プリファレンスウィンドウを [Ctrl]+[,] で開くことができるようになりました。(86f659ad96)
  • ポーズモード:[1]から[0]キーによるコレクション切り替えが削除されました。(adef3a4556ac344)

スカルプト、ペイント、グリースペンシル

Blender 4.0ではキーマップに様々なアップデートが行わました。 これにより、現在と将来の機能の対応が改善され、スカルプティング、ペインティング、グリースペンシル関連のモードにのみ影響します。

これはユーザーに影響すると思われるすべての変更の概要です。

左クリック選択

ブラシ使用時の各面/頂点の選択の対応が改善されました(頂点・ウェイト・テクスチャペインティング)。(fb54d3f865928eb)

  • [Alt]+左マウスボタン = 選択
  • [Shift]+[Alt]+左マウスボタン = 選択の拡大・切り替え
  • Face Loop(面ループ)選択のショートカット(98d48c16a3)は何か選択ツールを使用した場合のみ利用可能です。

3マウスボタン模倣時

  • 各面・頂点の選択に対応し、選択ツールから利用可能です(ブラシ使用中以外)。(fb54d3f865928eb)
  • 単一ボーンの選択は[Ctrl]+[Shift]+左マウスボタンで可能。(69e290d2fef3355)

右クリック選択

より多くのメッシュスカルプトモードのショートカットが正しく対応しました。

  • [W] = コンテクストメニュー
  • [Shift]+[Ctrl]+左マウスボタン = Lasso Masking(投げ縄マスク)。(PR #110960)
  • [Shift]+[Alt]+[Ctrl]+左マウスボタン = Lasso Unmasking/Selecting(投げ縄マスク解除・選択)。(PR #110960)

削除されたショートカット

さらに多くのキーボード上のスペースがカスタマイズ用に解放されました。 必要であれば、これらのショートカットは対応する UI ボタン上で右クリックメニューから “Assign Shortcut”(ショートカットを割り当て)で元に戻すことができます。

  • 一部のブラシショートカットはスカルプトモードとグリースペンシルから削除されました。 (a7dd864dcf92e01)、(fa27e6561e6f344)
    • [D] = グリースペンシル:ブラシをドロー
    • [L] = メッシュスカルプトモード:レイヤーブラシ
  • 様々な未使用またはニッチなショートカットが削除されました。 (a7dd864dcf92e01)
    • [Ctrl]+[M] = メッシュスカルプトモード:Mask Overlay(マスクオーバーレイ)
    • [Ctrl]+[D] = メッシュスカルプトモード:Dyntopo 切り替え
    • [Ctrl]+[Alt]+[R] = メッシュスカルプトモード:Quadriflow リメッシャー有効
    • [Shift]+[L] = グリースペンシル:Select Alternate(交互に選択)
    • グリースペンシルドローモード:ドローブラシの13のガイドのショートカット

共通ショートカット

様々なショートカットの一貫性が向上し、ショートカットの衝突も修正されました。

多数の機能の対応を改善しました。

  • [1]、[2]、[3] = 選択モード(利用可能な場合) (827918c925d3ab2)
  • 頂点・ウェイトペイントモードでのブラシの完全対応(6de6d7267f3d0eb)
    • [Shift]+左マウスボタン = ストロークのスムージング
    • [Ctrl]+左マウスボタン = もう片方でペイント
  • カラーとウェイトペイントのショートカット(6de6d7267f3d0eb)
    • [X] = Flip Colors(色を反転)(グリースペンシルドローモードでは未対応)
    • [Shift]+[X] = 色・ウェイトを取得
    • [Ctrl]+[X] = 色・ウェイトをフィル
    • [Shift]+[Ctrl]+[X] = ウェイトペイントモード:頂点グループを取得
  • その他 (6de6d7267f3d0eb)
    • [Alt]+[E] = ストロークタイプメニュー

メッシュスカルプトモード

  • 一部のブラシのショートカットをより一般的に使用されているブラシに変更し、ショートカットの衝突を回避。(fa27e6561e6f344)
    • [V] = Draw(ドロー)ブラシ(従来は[X]
    • [S] = Smooth(スムーズ)ブラシ(従来は[Shift]+[S]
    • [C] = Clay Strips(クレイストリップ)ブラシ(従来はクレイ)
    • [Shift]+[T] = Scrape(削り取り)ブラシ(従来は Flatten(フラット化))
  • その他のショートカット (6de6d7267f3d0eb)
    • [Alt]+[W] = Face Set(面セット)編集パイメニュー
    • [H] = アクティブ面セットを隠す
    • [Shift]+[H] = 非アクティブ面セットを隠す / すべて表示
    • [Alt]+[1] / [Alt]+[2] = Multires(マルチレゾ)レベルの増加・減少
    • [Ctrl]+[R] = Dyntopo フィル(Dyntopo 有効時)
    • [Shift] RMB = トランスフォームギズモ用のピボットポイントの設定

ウェイトペイントモード

  • [Ctrl]+[Shift]+左マウスボタン = ボーン選択 (69e290d2fef3355)
  • [Shift]+[A] & [Shift]+[Alt]+[A] = ウェイトペイントグラデーション (6de6d7267f3d0eb)

グリースペンシル

  • [Alt]+[I] = Delete Active Frame(アクティブフレームを削除)(6de6d7267f3d0eb)
  • Draw(ドロー)モード:Box(ボックス)削除と Lasso(投げ縄)削除がショートカットで簡単にアクセス可能に。(a7dd864dcf92e01)
    • [B][Ctrl]+[Alt]+右マウスボタンは従来、ドローブラシのみ利用可能でした。今はドローモード全体でアクセスできます。
  • グリースペンシルのストローク全体を選択するショートカットが、Select Linked(リンク選択)のショートカット([L][Shift]+[L])と一貫した物に。(PR #110960)
    • また、ストローク選択モードの変更の対応の強化と、いつでもマウスクリックでストロークが選択できるように。

Industry Compatible(業界互換)キーマップ

このキーマップに多数のショートカットが追加され、ペイント、スカルプト、グリースペンシルに関するモード用の物が修正されました。(8814101a2067a11)

これは保守と将来的なキーマップの対応の強化に役立ちます。 触れていないショートカットには変更はありません。

削除されたショートカット

  • 全ブラシのショートカットはカスタムマッピング用に削除されました。
  • 次のような重複するショートカットは削除されました。
    • ラインセッションドローイング(グリースペンシルドローツール)
    • Select Alternate(交互に選択、グリースペンシル)
    • Quadriflow Remesh(Quadriflow リメッシュ、メッシュスカルプトモード)
    • Box Hide(ボックスハイド、メッシュスカルプトモード)
    • Dynamic Topology Toggle(DynTopo 切り替え)(メッシュスカルプトモード)
    • Mask Overlay(マスクオーバーレイ、メッシュスカルプトモード)
  • Lasso(投げ縄)マスク/選択のショートカットを削除しました(このキーマップは主にツールで使用されています。必要なら簡単に復活できます)

モード切替

すべてのワークフローでモード切り替えのアクセスが楽になりました。従来のショートカットはモデリングに特化しすぎていました。(a3d0006ac1b8daa)

  • [1][2][3] = 現在のモードでの選択/マスクモード切り替え。オブジェクトモードでは、最初のみ編集モードに切り替わります(従来は常に編集モードに切り替わっていました)
  • [5] = モード切替パイメニュー(従来は[5][6][7]が各モードに対応)
  • [~](USキーボードのみ) = Transfer Mode(モードを転送)。従来は割り当てなし。現在のモードを維持しつつオブジェクトを切り替えるのに便利です
  • [6]-[0] = 割り当てなし

ブラシと選択

複数のモードにこれらのショートカットがありませんでした。

  • [Shift] 左マウスボタン = Smooth(スムーズ)ブラシ
  • [Ctrl] 左マウスボタン = ブラシ反転
  • [Shift]+[Alt] 左マウスボタン = Set Selection(選択を設定)
  • [Shift]+[Alt]+[Ctrl] 左マウスボタン = 選択の拡大の切り替え

ブラシサイズとリンク選択

従来これらが直接衝突していました。他の DCC ソフトウェアを元にし、両方がちゃんと区別されるようになりました。

  • [[] = ブラシサイズ減少
  • []] = ブラシサイズ増加
  • [Alt]+左ダブルクリック = Select Linked Pick(つながっている物を選択)
  • [Ctrl]+[Alt]+左ダブルクリック = Deselect Linked Pick(つながっている物を選択解除)
  • [Ctrl]+[L] = Select Linked(リンク選択)

選択とマスク

  • [Q] = マスキング/選択ツールをループ
  • [Ctrl]+[A] = マスクパイメニュー(メッシュスカルプトモード)
  • [Alt]+[A] = 自動マスクパイメニュー(メッシュとグリースペンシルスカルプトモード)
  • [Shift]+[A] = マスクを拡大(メッシュスカルプトモード)/ 選択を拡大(カーブスカルプトモード)
  • [Shift]+[Alt]+[A] = 法線でマスク拡大(メッシュスカルプトモード)

Face Set(面セット)と可視性

以前はショートカットがありませんでした。 (訳注:一部のオペレーターが重複しており、未確認です)

  • [Shift]+[W] = 面セットを拡大
  • [Shift]+[Alt]+[W] = アクティブ面セットを拡大
  • [Ctrl]+[W] = 面セット編集パイメニュー
  • [PageUp] = アクティブ面セットを拡大
  • [PageDown] = アクティブ面セットを縮小
  • [H] = アクティブ面セットを隠す
  • [Shift]+[H] = 非アクティブの面セットを隠す / すべて再表示
  • [Ctrl]+[H] = Hide Masked(マスク部分を隠す)

トランスフォーム

スカルプトとウェイトペイントモード用。従来はありませんでした。

  • [C] = Cursor(カーソル)ツール
  • [W] = Move(移動)ツール
  • [E] = Rotate(回転)ツール
  • [R] = Scale(スケール)ツール
  • [T] = Transform(トランスフォーム)ツール
  • [Shift]+右マウスボタン = 3Dカーソルを設定 / スカルプトモードでトランスフォームピボットを設定

スカルプト

リメッシュとサブディビジョンレベル用のショートカットの一貫性が向上、アクセスも簡単になりました。

  • [Shift]+[D] = サブディビジョンレベルダウン(従来は[Page Down]
  • [D] = サブディビジョンレベルアップ(従来は[PageUp]
  • [Shift]+[Ctrl]+[D] = ボクセルサイズ / Dyntopo サイズ
  • [Ctrl]+[D] = ボクセルリメッシュ / Dyntopo Flood Fill(塗りつぶし)

足りないショートカットを追加。

ペイント

様々な欠けている、または一貫性のないショートカットを修正。

  • [Backspace] = カラー/ウェイト設定
  • [I] = カラー/ウェイトを取得
  • [Alt]+[I] = 頂点グループを取得
  • [Alt]+[Ctrl]+[I] = 頂点グループロックパイ
  • [X] = 色を交換(従来はスカルプトモードにありませんでした)

グリースペンシル

欠けていた多数のショートカットを追加。

  • [Shift]+[S] = アニメーションメニュー(従来は[I]で、ドローモード以外ではありませんでした)
  • [Shift]+[Alt]+[S] = Insert Blank Frame(空フレームを挿入)
  • [Alt]+[H] = レイヤーを再表示
  • [Ctrl]+[H] = Hide Active Layer(アクティブレイヤーを隠す)
  • [Shift]+[H] = Hide Inactive Layers(非アクティブレイヤーを隠す)
  • [Y] = アクティブレイヤーメニュー
  • [Shift]+[Y] = 下のレイヤーと統合
  • [Alt]+[Y] = マテリアルメニュー
  • [Backspace]/[Delete] = 削除メニュー(全モードに対応)
  • [Shift]+[Backspace]/[Delete] = 全キーフレームを削除(従来は[D]+[Backspace]/[Delete]

メッシュ編集モード

  • [Ctrl]+[Shift]+[Alt]+左マウスボタン = Pick Shortest Path(最短パス選択)。(a3d0006ac1b8daa)

その他

足りないショートカットを追加。

  • 中マウスボタン ユーザーインターフェイス内のパン(リクエスト多数)
  • [Shift]+[F] = Center View to Mouse(マウス位置を視点の中心に)。Frame Selected(選択をフレームイン)ショートカットの置き換え(全リージョン)
  • [D] = Annotate(アノテート)
  • [L] = Stabilize Stroke(ストロークの安定化)切り替え(従来は[Shift]+[S])
  • [Ctrl]+[F] = ウェイトラジアルコントロール(ウェイトペイントモード)

全体的にすべてのエディターで領域用とリンク選択のショートカットの一貫性が向上。(a0e5b0312610fab)

  • [Ctrl]+[L] = Select Linked(リンク選択)
  • [Ctrl]+[[] = ツールバー/チャンネル切り替え
  • [Ctrl]+[]] = サイドバー切り替え
  • [Shift]+[スペース] = アセットシェルフ切り替え