Dev:JA/Ref/Release Notes/4.40/sequencer
元記事:Video Sequencer - Blender Developer Documentation
Blender 4.4: シーケンサー
ユーザーインターフェイス
- Text(テキスト)ストリップをプレビューエリアから([Tab]キーで編集モードに入って)直接編集できるようになりました。(PR#127239)
- 長文や複数行の文のあるテキストストリップで、各行が正しく左・中央・右揃えされるように。(PR#126660)
- テキストストリップの背景のフィル(ボックス)に角を丸くするオプションが付きました。(PR#129665)
- テキストストリップのスタイル設定の Outline(アウトライン)/Shadow(影)/Box(ボックス)の UI に、折り畳み可能なパネルを使用。(PR#130449)
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カスタムフォントを使用するテキストストリップで、文字がそのフォントにない場合も他のフォントを使用しないように。(PR#133510)
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Retiming(リタイミング)キーでスナップが動作するように。ストリップもリタイミングキーにスナップ可能です。(PR#129709)
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ストリップの画像がプレビューエリアで複製できるように。(PR#131529)
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Effect(エフェクト)追加メニューが再編成、ポーリングも改善されました。エフェクトがコネクト中のストリップに、Sound(音声)ストリップが選択中にあっても、エラーなしで追加できるようになりました。(PR#132672)
パフォーマンス
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連番画像のプロキシの構築が高速化しました。(PR#128752)
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float/HDR コンテンツのプレビューの再生パフォーマンスが高速になりました。(PR#128829)
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テキストストリップの背景のフィル(ボックス)が、大きなフィルエリアで数倍高速化しました。(PR#130403)
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Curves(カーブ)、Hue Correct(色相補正)、White Balance(ホワイトバランス)モディファイアーが、1.5から2倍高速化。(PR#131736)
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多数のシーケンサーエフェクトが(マルチスレッドが効率よく行われれば)少しだけ高速化しました。(PR#132380)
動画
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H.265/HEVC コーデックで動画をレンダリング可能に。(PR#129119)
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10と12ビット/チャンネルの動画に対応。(PR#129298):
- 10/12ビット動画読み込み時、浮動小数点数画像として読み込まれます。
- レンダリング時は、10または12ビットカラー深度オプションが対応するコーデックで利用できます(10ビット:H.264、H.265、AV1、12ビット:H.265、AV1)。
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Blender からレンダリングされた動画はの色空間が、BT.709になりました(従来は色空間は未指定で、様々なプレイヤーで表示に違いが発生しました)。(PR#130021)
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動画再生時の YUV→RGB 変換が、色ずれと暗い領域のバンディングの修正により、非常に正確になりました。(PR#130383)
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動画ファイルの回転表示のメタデータが考慮されるように。以前に対処したファイルがある場合は、追加のトランスフォーム回転を元に戻す必要があります。(PR#130455)