Doc:JA/2.6/Manual/Constraints/Relationship/Floor
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床拘束
概要
Floor 拘束は、そのターゲットの位置 (および必要に応じて回転も) を使用して、平面をつかって"侵入禁止サイド"を指定し、オーナーが通り抜けられなくできます。 この平面はお望みの方向にすることができます。 つまりは、床 (あるいは天井、あるいは壁…)を作り出します!
オプション
- Targets
- この拘束は、一つのターゲットを使用し、それを持っていないときは機能しません (赤の状態)。
- Bone
- Targetがアーマチュアの場合は、ボーンのための新しいフィールドが表示されます。
- Vertex Group
- Target がメッシュである場合、新しいフィールドに、どこの頂点グループを選択できるかが表示されます。
- Sticky
- このボタンをクリックすると、所有者を、 “floor” 平面に触れたときに、動かないようにできます (さらに平面の表面上のを周りにスライドすることすらできません)。 これは歩いたり走ったりするアニメーションを作るときには素晴らしいものです!
- Use Rotation
- このボタンをクリックすると、ターゲットの回転を考慮に入れるよう拘束に強制します。 これは、あなたの望む向きの “floor” 平面にすることができ、グローバルなXY、XZ、YZだけではありません…
- Offset
- この数値フィールドでは、ターゲットの中心から、Blender単位で指定する数値だけ “floor” 平面からオフセットをとることができます。 例えば、足のボーンから足のメッシュの表面への距離を考慮するときに使用します。
- Max/Min
- このボタンのセット (相互に排他的) は、平面のどちらが “floor”になるかを制御します。 ボタンの名前はこの平面の 法線 にちょうど対応します (例えば、 Z を有効化すると、 “XY 平面”,といった意味です)
- デフォルトでは、これらの法線は グローバル 軸に揃えられています。 しかし、 Use Rotationを有効にすると (上記参照)、 ターゲットのローカル軸に整列されます。
- この拘束は通り抜けられない平面を定義するだけでなく、どちらの側を所有者に侵入禁止するかも定義できます。どちら側にするかは垂直軸の正または負のいずれかを有効にすることで選ぶことができます… 例えば、デフォルト (Z)では、オーナーは正のZ座標に固定されています。
- Space
- この拘束は、変形プロパティの評価を、オーナーとターゲットのどちらのスペースで行うのかを選択できます。