Doc:JA/2.6/Manual/Constraints/Tracking/Stretch To
< Doc:JA | 2.6 | Manual | Constraints
Stretch To Constraint
Stretch To 拘束は、そのオーナーを回転させるとともに、そのターゲットに向かってY軸方向に拡大します。 ですから、追跡の動作には Track To constraintと同じような部分もあります。 しかし、Y軸を追跡と引き伸ばしに軸とすることを前提としており、別の軸を使用するオプションは用意されていません。
また、オプション的に未加工の体積測定機能も持ち、ターゲットが近づけるようにオーナーを押し潰したり、ターゲットが遠くに離れられるように薄く延ばすこともできます。 しかしながら、これはそのようなオーナーの保持する実際のボリュームではなく、そのスケールの値によって定義された仮想的なものだということに注意しましょう。 したがって、この機能は、エンプティ、2Dメッシュやサーフェス、カーブのような、非容積オブジェクトでも動作します。
ボーンでは、 “体積の” 変動がそれら自身のローカル軸に沿ったスケールをさせます (ボーンのローカルY軸は、rootからtipに整列されていることを覚えておきましょう)。
Options
- Target
- この拘束は、一つのターゲットを使用し、それを持っていないときは機能しません (赤の状態) 。
- Bone
- Target がアーマチュアの場合は、ボーンのための新しいフィールドが表示されます。
- Head/Tail
- ボーンをターゲットとして使用するとき、このボーンに沿ってどこに目標点を置くのか選ぶことができます。
- Vertex Group
- Target がメッシュである場合、新しいフィールドに、どこの頂点グループが選択できるかが表示されます。
- Rest Length
- この数値フィールドは、オーナーとそのターゲットの間の静置距離を設定します。すなわち、オーナーが変形(伸縮)しない距離を。
- Reset
- クリックすると、この小さなボタンは Rest Length の値を再計算し、オーナーとそのターゲットの間の実際の距離に一致するようにします(すなわち、この拘束が適用される前の距離に)。
- Volume Variation
- この数値フィールドは、伸縮の量に比例した “体積” 変化の量を制御します。 注意点として、 0.0 の値は許可されていないので、ボリューム機能を無効にしたい場合は None ボタンを使用しましょう (下記参照)。
- Volume
- これらのボタンは、Xおよび/またはZのどちらの軸に影響を与えたらよいかをコントロールし (scaled up/down) 、Y軸に沿って伸ばす際に仮想体積を維持します。
- NONE ボタンを有効にすると、体積の機能は無効になります。
- Plane
- これらのボタンは、 Track To constraintでいう Up と同等のものです: Y軸でターゲットを追跡させるときに、X軸またはZ軸のどちらを維持するのか (可能な限り) 、グローバルZ軸に揃えたらよいかを制御します。