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2018年6月29日 (金) 05:51時点における最新版
目次
Blender 2.65リリースノート
Blender Foundation とオンラインの開発者コミュニティは Blender 2.65を公開できることを誇りに思います。このリリースでは従来の2.6サイクルで最も安定した物にすることが主な目的で、200以上のバグを修正しました。
煙シミュレーションの大量の改良の一方で、炎シミュレーションが追加されました。Cycles ではモーションブラー、open shading language と異方性シェーディングに対応しました。メッシュモデリングではべベルツールが大幅に改良され、新しい対称メッシュツールが追加されました。そして新しいラプラシアン スムーズ(Laplacian Smooth)、ポリゴン数削減(Decimate)、三角面化(Triangulate)モディファイアーが利用可能になりました。
2.65a アップデートリリース(英文)
多数の重大なバグが報告され、2.65の後に修正されました。これが2.65aとしてリリースされました。
炎&煙シミュレーション
煙シミュレーターに炎シミュレーションが追加されました。ドメイン(Domain)が大幅に更新され、パフォーマンスとユーザビリティが改善されました。煙はメッシュの表面から発生可能になり、パーティクルシステムが必要なくなりました。煙のフロー(Flow)フォースフィールドが追加され、他のシミュレーションとの相互作用が改善されました。色付きの煙シミュレーションとミックスが可能になり、煙とコリジョン(Collision)オブジェクトとの相互作用も改善されました。
Cycles レンダリング
Open Shading Languageによるカスタムシェーダの記述に対応しました。モーションブラーレンダリングも追加され、移動するオブジェクトとカメラがぶれて表示されます。また、異方性(Anisotropic)シェーディングノードもあり、BSDFノードは別々のノーマルを持ち、新しいバンプやノーマルマップノードに使用できるようになりました。ビューでのボーダー(Border)レンダリングもカメラビュー外でも動作するようになりました。
Mesh モデリング
べベル(bevel)ツールが丸みを持つようになり、他にも指定されたべベル幅をより均等に維持するようになり、生成するトポロジーも改良され、大きく改善されています。対称化(Symmetrize)ツールが追加され、メッシュ構造とデータを対称にします。
モディファイアー
ポリゴン数削減(Decimator)が書き直され、UVと頂点カラーを維持するようになり、分割の復元(Un-subdivide)と、頂点を統合し、平面 N ゴンを作成するモード(Planar)が追加されました。新しいラプラシアンスムーズ(Laplacian smooth)モディファイアーは辺や体積を維持しつつ、メッシュのノイズの軽減やスムージングを行うことができます。三角面化(Triangulate)モディファイアーが追加され、ノーマルマップをベイクしたゲームアセットの作成に便利です。
その他の機能
以下の新機能があります:あるメッシュから他に頂点ウェイトを転送するツール、アンチエイリアスされたビュー描画、UVエディターでの接続(Connected)プロポーショナル(Propotional)編集、DPXファイル読み書きの改良、カーブテーパーのコントロールの改良、ゲームエンジン用コリジョンマスク、カメラタイトルセーフ描画の改良など。
アドオン
Bake UV-texture to Vertex Colors が追加、PDB atomic visualization アドオンが改良され、コンポジターの RGB Curves ノード用に Film Responce Curves が追加されました。
バグ修正(英文)
新機能に加え、従来のリリースにあった200以上のバグが修正されました。