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2018年6月29日 (金) 05:56時点における最新版
目次
厚さ(Thickness)
このタブでストロークの幅をコントロールできます。
- ベース幅(Base Thickness)
- このラインスタイルのベース幅。
- 幅の位置(Thickness Position)
- オリジナル(バックボーン)ストローク形状からのストローク幅の位置をコントロールします。以下の4つが選択できます。
- 中心(Center)
- ストローク形状の左右が均等になるよう幅を分割します。
- 内部(Inside)
- オブジェクト境界の内側にストロークが描画されます。
- 外側(Outside)
- オブジェクト境界の外側にストロークが描画されます。
- 相対(Relative)
- 下の幅の割合(Thickness Ratio)内に0.0(内側)から1.0(外側)の範囲の数値で相対位置を指定します。
オブジェクト境界に関するエッジタイプ用であるため、幅の位置オプションはシルエット(Silhouette)とボーダー(Border)エッジタイプのストロークにのみ適用されます。
他のエッジタイプのストロークは常に中心(Center)オプションで描画されます。
モディファイアー
5つの厚さモディファイアーが利用可能で、通常の演算方法のサブセットを使用し、ベース幅とミックスできます(詳細はミックス(Mix) コンポジットノード(英文)を参照してください)。Blender の他のモディファイアースタック同様、上から下に適用されていきます。
- 影響(Influence)
- このモディファイアーの結果が現在の幅に影響する量。
ストローク追従(Along Stroke)
ストローク追従(Along Stroke)モディファイアーは、各ストロークの長さに従ってマップされたリニア(Linear)のグラデーション、またはカスタムカーブ(Curve)で、ベース幅を新しい物に変更します。別の言い方をすると、選択されたグラデーションを各ストロークに沿って適用します。
- マッピング(Mapping)
- リニア(Linear)グラデーション(0.0から1.0。反転(Invert)オプションで反転)、またはカスタムマッピングカーブ(Curve)のいずれか。
カリグラフィー(Calligraphy)
カリグラフィ(Calligraphy)モディファイアーはカリグラフィ用の幅広ペンを模倣します。ストロークの方向を元に、違う幅を生成します。
- 座標系(Orientation)
- 絵の縦軸からの仮想描画ツールの角度(方向)。例えば0.0° でペンが縦軸に平行になり、縦軸では最大幅のストロークに、横軸では最小幅のストロークになります。
- 最小幅(Min Thickness)と最大幅(Max Thickness)
- 生成される最小と最大の幅(上述どおり、最小はストロークの方向が前述の方向に垂直な時で、最大は平行になった時です)。
カメラからの距離(Distance from Camera)
カメラからの距離(Distance from Camera)モディファイアーはアクティブカメラからの距離をパラメーターとして使用し、ベース幅をリニア(Linear)のグラデーション、またはカスタムカーブ(Curve)による新しい幅に変更します。
- マッピング(Mapping)
- リニア(Linear)グラデーション(0.0から1.0。反転(Invert)オプションで反転)、またはカスタムマッピングカーブ(Curve)のいずれか。
- 最小範囲(Range Min) と 最大範囲(Range Max)
- 「マッピング内の幅」にマッピングする「カメラからの距離」の範囲。もしそのストロークの現在位置がアクティブカメラから最小範囲(Range Min)以下の距離であれば、マッピングの最初の幅を取り、逆にカメラから最大範囲(Range Max)以上離れていれば、マッピングの最後の幅を取ります。これらの値は現在のシーンの単位であり、ピクセルではありません!
- 選択から範囲設定(Fill Range by Selection)
- 最小・最大範囲の値を現在選択中のオブジェクトとカメラ間の距離から設定します。
オブジェクトからの距離(Distance from Object)
オブジェクトからの距離(Distance from Object)モディファイアーは、与えられたオブジェクトとの距離をパラメーターとして使用し、ベース幅をリニア(Linear)のグラデーション、またはカスタムカーブ(Curve)の新しい幅に変更します。
- ターゲット(Target)
- 距離を測るオブジェクト。
- マッピング(Mapping)
- リニア(Linear)グラデーション(0.0から1.0。反転(Invert)オプションで反転)、またはカスタムマッピングカーブ(Curve)のいずれか。
- 最小範囲(Range Min) と 最大範囲(Range Max)
- 「マッピング内の幅」にマッピングする「ターゲットからの距離」の範囲。もしそのストロークの現在位置がターゲットから最小範囲(Range Min)以下の距離であれば、マッピングの最初の幅を取り、逆にターゲットから最大範囲(Range Max)以上離れていれば、マッピングの最後の幅を取ります。これらの値は現在のシーンの単位であり、ピクセルではありません!
- 選択から範囲設定(Fill Range by Selection)
- 最小・最大範囲の値を現在選択中のオブジェクトとターゲット間の距離から設定します。
マテリアル(Material)
マテリアル(Material)モディファイアーはベース幅をストロークの下にある現在のマテリアルから持ってきた物で変更します。
マテリアルの様々なプロパティを使用可能で、いくつかはマルチコンポーネント(RGBの結果など)です。この場合、中間値が使用されます。
- マッピング(Mapping)
- リニア(Linear)グラデーション(0.0から1.0。反転(Invert)オプションで反転)、またはカスタムマッピングカーブ(Curve)のいずれか。反転オプションなしのリニアグラデーションは「何もしない」のと同じであることに注意してください。これはマテリアルの元の値がすでに[0.0, 1.0]の範囲であるためです…。
ストローク(Stroke)タブのマテリアル境界(Split by Material)オプションとともに使用していれば、ストロークに沿ったマテリアル間でその結果がぼやけなくなります。