Doc:JA/2.6/Manual/Physics/Smoke/Domain
Page status (reviewing guidelines)
Text
|
煙ドメイン(Domain)
流体シミュレーションと同じく、ほとんどの設定項目はドメインオブジェクトが選択されているときに現れます。
ドメインの作成
煙をシーンに追加する前に、煙のシミュレートが行われる領域を規定する必要があります。Blenderの物理シミュレーションではこの領域をドメインと呼んでいます。寸法はカメラにあわせて後で変えられるので、まずは立方体でいいでしょう。デフォルトの立方体をSおよびドラッグで大きくしましょう。
煙をシーンに追加する前に、煙のシミュレートが行われる領域を規定する必要があります。Blenderの物理シミュレーションではこの領域をドメインと呼んでいます。寸法はカメラにあわせて後で変えられるので、まずは立方体でいいでしょう。デフォルトの立方体をSおよびドラッグで大きくしましょう。
object Modeにいることを確認して、physicsタブに移動しましょう。smokeを追加し、Domainのラジオボタンを選択します。まずはこれでおしまいです。あとでまたセッティングをします。
共通オプション
- Resolution
- 煙の細部の緻密さです。32では数秒でベイクが完了しますが、100にするとほとんどのコンピュータでは30分ほどかかるかもしれません。
- Time Scale
- シミュレーションのスピード。
- Border Collisions
- Vertically Open
- ドメインの上部および下部の壁に当たった煙は消えます。
- Open
- ドメインの壁に当たった煙はすべて消えます。
- Collide All
- ドメインの壁は衝突オブジェクトとして扱われ、煙はぶつかってドメイン内にとどまります。
- Temperature and Density
- 密度と温度が煙に与える影響。数値を上げると煙は速くのぼります。
- Vorticity
- 乱流、回転、あるいは渦の度合い。
- Dissolve
- 時間の経過とともに煙が消えます。
- Time
- 煙が消える速さ。
- Slow
- Timeではなく1/Timeを使います。煙が消えるのがより遅くなります。
煙グループオプション
to do
高解像度オプション
高解像度オプションを使うと、まず低い解像度でシミュレーションしてからノイズを施して解像度を上げることができ、高い解像度でシミュレーションせずにすみます。アニメーションを作る際、低解像度で簡単にシミュレーションをし、そのあとで煙の全体的な流れを変えずにディテールを付け加えることができます。
いくつかの方式が使えます。デフォルトのWaveletは'turb.php|Wavelet Turbulence for Fluid Simulation'の実装です。
- Resolution/Divisions
- ノイズを使って煙の解像度を上げます。
- Smooth Emitter
- スムース化してムラを防ぎます。
- Show High Resolution
- 高解像度の煙を表示します。
- Noise Method
- Wavelet
- FFT
- Strength
- ノイズの強さ。
フィールドウェイトオプション
様々な力および力場が煙にどの程度影響するかを決めます。
- Gravity
- 煙が重力の影響を受ける度合い。
- All
- 力場全般の影響力。
その他の項目はそれぞれの力場の影響力です。