Dev:JA/Ref/Release Notes/4.40/cycles
元記事:Cycles - Blender Developer Documentation
目次
[非表示]Blender 4.4: Cycles
OptiX デノイザー
NVIDIA の OptiX デノイザーが更新、デノイズの品質が改善しました。(793918f2b1)
- デノイズ品質の改善は、デノイズの一貫性、色の正確さ、細部の保持の改善と、デノイズの斑点の減少により明らかです。一部の場合のおいてはデノイズ品質は低下します。
- この変更は旧 GPU ドライバのユーザーにのみ影響し、新しいドライバではすでに内部でこのデノイザータイプに切り替えられています。
Sample Subset(部分サンプル)
ブルーノイズサンプリングパターンを複数のコンピュータに正しく配信するため、サンプリングのオフセット機能が変更されました。現在、Sample Subset(部分サンプル)を有効にすると、Offset(オフセット)と Length(長さ)の両方を設定可能です。(f09fd9bdef)
分散レンダリングにこの機能を使用しているスクリプトは更新が必要です。
詳細は、マニュアル(英文)を参照してください。
GPU レンダリング
- Intel: Intel GPU 用の最小ドライババージョンが、Windows では101.6557、Linux では31740に引き上げられました。(PR#133457)
- NVIDIA: GeForce RTX 50x0(Blackwell)シリーズ用のコンパイル済みカーネル。(PR#134170)
AMD
- gfx12 GPU アーキテクスチャに対応。(PR#133129)
- HIPRT ライブラリを、一部のリグレッションテストを解決するバージョン2.5にアップグレード。(PR#133129)
- RDNA1 GPU での HIPRT 対応は HIPRT アップグレード後の様々な問題により停止しました。(PR#135179)
- Windows での最小要求ドライバを、Adrenalin バージョン 24.6.1または Radeon Pro ドライバー24.Q2に引き上げ。(PR#134965)
その他
- Open Shading Language: クロージャの MaterialX との互換性が向上。(PR#133612、PR#133597、PR#133575、PR#133797、PR#133845)
- ベイク: Selected to Active(選択物 → アクティブ)がスピードアップ。(PR#128964)