Doc:JA/2.6/Manual/Animation/Editors
アニメーション用エディタ
アニメーション制作は大掛かりな仕事です。反復的な作業もよくあります。そのため、作業を速め、量を減らすための様々なテクニックが何年にもわたって開発されてきました。
それらの機能を実現するために、Blenderにはいくつかのアニメーション用エディタがあります。
- タイムライン
- タイムラインはアニメーションデータの編集ができるわけではありませんが、シーンのすべてのキーフレームを表示します。アニメーションマーカーの編集はすることができます。
- グラフエディタ
- これはもっとも下層レベルのエディタで、カーブを使って個々のプロパティ/セッティング/チャンネルを操作します。
- ドープシート
- ドープシート(旧称アクションエディタ)は4つのモードを持っています。それぞれは非常に似ていますが、違った種類のデータをあつかいます。
- ドープシートモード
- 基本的なキーフレームエディタ。シーン内のすべてのオブジェクトの、キーフレームを持ったすべてのチャンネルを表示します。
- アクションエディタモード
- ドープシートモードに似ていますが、オブジェクトごとのキーフレームが表示され、アクションを作成するのに特化しています。
- シェイプキーエディタモード
- 選択されたオブジェクトのシェイプキーアニメーションを表示します。
- グリースペンシルモード
- グリースペンシルによるアニメーションが表示されます。
- NLAエディタ
- この上層レベルエディタの背後にあるアイデアは、ノンリニアビデオ編集から借りています。個々の要素がアクションを表し、それを移動、複製、縮めたり引き伸ばしたり(つまりスピードアップしたりスローダウンしたり)、などができます。キーがメッシュの面のようなものだとすると、「NLAアクション」はそれをカプセル化しているオブジェクトのようなものです。
理解しなければならない重要なことは、アニメーションデータの変化がそれぞれのエディタにどう反映されるかということです。
- キーフレームは、アニメーションカーブを形作ります。
- そのアニメーションカーブは、アクションを生成するのに使われます。
- そのアクションは、NLAで使われます。