Doc:JA/2.6/Manual/Game Engine
Blender Game Engine 2.5 概要
Blender はインタラクティブな 3D アプリケーションの開発を可能にするゲーム・エンジン ( Game Engine ) を内蔵しています。 Blender ゲーム・エンジン (以下BGE) はパワフルでハイレベルな開発ツールです。ゲーム開発を主たる目的としていますが、インタラクティブな 3D 構造ツアーや教育における物理の研究のような、インタラクティブな 3D ソフトウェアの開発にも利用できます。
標準状態では Blender のレンダー・エンジンは "Blender Render" となっており、ゲームエンジンを利用するためにはレンダー・エンジンを "Blender Game" に切り替える必要が有ります。
もしレンダー・エンジンを "Blender Game" に切り替えていない場合、"Bullet Physics" の設定タブのような、幾つかの機能を利用できません。
Game Engine を利用する
BGE の根幹てきな構造は ロジック・ブリック ( Logic Bricks ) に示されています。ロジック・ブリック ( Logic Bricks ) の目的はいかなるプログラミング言語の知識も使う事無く用意にインタラクティブなアプリケーションの実装を容易に行えるようにする事です。ロジック・ブリック ( Logic Bricks ) には、センサー ( Sensors ) 、コントローラー ( Controllers ) 、アクチュエーター ( Actuators ) という3つの種類が存在します。それぞれに関する詳細は以下に示します:
Python を用いたゲームの記述を好まれる場合でも、ゲーム・エンジンは Blender の他の実装から独立した python api 2 56 0 Python API を持っており、ゲーム操作を行うためのスクリプトを記述する際に利用できます。これは Python Controller の作成と、その Python Controller を Python スクリプトにリンクする事で可能になります。