Doc:JA/2.6/Manual/Game Engine/Logic/Actuators/Motion
Motion Actuator
このアクチュエータはオブジェクトを移動/回転させます。移動、回転、または動的な移動を行う、Simple および Servo の二つの操作方法が用意されています。Simple モードの処理はオブジェクトの物理設定に左右されます。
アクチュエータ共通のオプションについては こちら をご覧ください。
専用オプション:
- Motion Type
- 動きの種類を決めます
- Simple Motion
- さまざまな動きを直接適用します
- Servo Control
- 目標速度と、その速度に到達するまでの早さを指定します
オブジェクトの衝突 | |
Simple 動作モードではオブジェクトは始点と終点以外の座標を一切通らないため、他のオブジェクトを通り抜ける可能性があります。オブジェクトの物理設定がDynamic/Rigid Body/Soft Body に設定されると実行される Servo モードでは、この問題を回避できます。 |
Simple Motion
(単純運動)
- Loc
- オブジェクトはパルスを受信するたびに、各軸方向に指定値だけジャンプします。
- Rot
- オブジェクトはパルスを受信するたびに、各軸を中心にして指定量だけ回転します。1回転は値 7.2で表されます(0.02 で 1度)。
- L
- 指定した座標がグローバル(灰色)とローカル(白色)のどちらなのか指定します。
Servo Control | |
Servo Control を動作させるには、Physics ウィンドウで Dynamic をオンにし、オブジェクトを Actor にする必要があります。 |
Servo Control
(サーボ制御)
- Servo control は物質界のものの動きを模倣する強力な手段です。Servo controller は、オブジェクトに与える力を調整し、指定した速度になるようにします。運動の比例 - 積分 - 微分(PID)の数式を使います。
- Reference Object
- アクチュエータの所有者が運動の基準として使うオブジェクトを指定します。例えば動く足場などです。空欄にすると World を基準にします。
- Linear Velocity
- 三軸それぞれにおける線速度で、オブジェクトの速度の目標値になります。
- L
- 指定した座標がグローバル(灰色)なのかローカル(白色)なのかを指定します
- X, Y, Z
- オブジェクトに適用される力の最大/最小値を設定します。無効にすると(X、Y、Zボタンが灰色になります)力の上限はなくなります。
- Proportional Coefficient
- 比例係数を調整します。実際の速度と目標線速度との差への反作用を制御します。
- Integral Coefficient
- 積分系数を設定します。この動きのこれまでの誤差の合計への反作用を制御します。
- Derivative Coefficient
- 微分係数を設定します。反作用を制御します。