Doc:JA/2.6/Manual/Game Engine/Logic/Actuators/Property
Property(プロパティ)アクチュエーター
Property(プロパティ)アクチュエーターは、アクティブになると指定したプロパティの値を変更します。
共通のオプションについてはアクチュエーター共通のオプションを参照してください。
特別なオプション:
- Mode(モード)
- Assign(適用)
- Property(プロパティ)に指定したターゲットプロパティを、Value(値)に指定した値にします。
- Add(追加)
- Value(値)をProperty(プロパティ)の値に加算(負の値を入れると減算)します。Bool(ブーリアン)では、0(または負の値)以外が True として加算されます。
- Copy(コピー)
- 他のオブジェクトのプロパティからこのアクチュエーターのオーナーのプロパティにコピーします。
- Toggle(切り替え)
- 0 と 1、そして 0 以外の数字の場合は 0 に切り替えます。ON/OFFスイッチに便利です。
- Level(レベル)
- アクチュエーターがアクティブになると 1、非アクティブになると 0 になります。
- Property(プロパティ)
- このアクチュエーターが変更するターゲットプロパティ。
- Value(値)
- プロパティを変更するのに使用する値。
例
たとえばゲームのキャラクターが "HP"(ヒットポイント)というプロパティを持っているとします。あとどのくらいのダメージを受けたら死亡するかということを決める数値です。HP は整数で、100から始まるとします。
二つのCollision(コリジョン)センサーを追加します。一つは敵の弾、もう一つは回復薬の回収用です。
最初のセンサーは、(ANDコントローラを介して)Add Property(追加プロパティ)アクチュエーターにつなぎ、変更するプロパティ名 "HP" を指定して、Value(値)は-10に設定します。プレーヤーは敵の弾に当たるたびにHPを10失います。
二つ目のセンサーは、(ANDコントローラを介して)Add Property(追加プロパティ)アクチュエーターにつなぎ、変更するプロパティ名 "HP" を指定して、Value(値)は50に設定します。プレーヤーが回復薬にぶつかるたびにHPが50増えます。
次に、上限を設定するためにProperty(プロパティ)センサーを設定し、interval(区間)モードで100以上のときの反応するようにします。そして(ANDコントローラを介して)Assign Property(適用プロパティ)アクチュエータにつなぎ、プロパティを100に変えるように設定します。これでHPが100以上になってしまう場合は100に設定されます。